『5デイズ』
昨日からいよいよ正式にオリンピックが開幕して、熱い夏が始まったって感じやね!
そんなオリンピックに引っかけてってわけでもないんやけど、ちょうど4年前の北京オリンピックの際に起こった事件を描いた作品を、今日はご紹介♪
舞台になってるグルジアって国は、ロシアやトルコ、アゼルバイジャンに囲まれ、旧ソビエト連邦の一員で、冷戦終結後に独立したんやけど、いろいろと民族問題なんかもあって、政治的には今でも混乱した状況にあるらしいんよ。
作品の注目としては、ちょっと前に紹介した『クレアモントホテル』や『わたしの可愛い人-シェリ』で話題になった(?)イギリスのイケメン俳優ルパート・フレンドが出演してることかな。まぁ、個人的には「頑張れ、ヘザー・グレアム!」なんやけど♪(笑)
というわけで、そんな作品の感想は.......?!
5デイズ / 5 Days Of August ★★★☆☆ (2011年)
監督:レニー・ハーリン
出演:ルパート・フレンド、エマニュエル・シュリーキー、リチャード・コイル、ヘザー・グレアム、アンディ・ガルシア、ヴァル・キルマー、ケン・クラナム、ディーン・ケイン、ジョナサン・シェック、ラデ・シェルベッジア
世の中が北京オリンピックの開幕で湧く中、西アジアのグルジアでは、南オセチアを巡って、グルジア軍とロシア軍が戦闘状態に入っていた。そこで起こった事を取材していた戦場ジャーナリストが見たものは.....ってな、実話を基にした戦争ドラマ?!
誰も報道しようとしないニュース、しかし真実を伝えることを使命と考えるジャーナリストは、危険地帯に足を踏み入れ、そこでロシア軍が雇った傭兵や民兵による虐殺を目撃するが.....ってなことで、なかなかヘビーな内容やったね。
若きジャーナリストを演じるルパートくんの奮闘にちょっと熱くなりながら、久々のヴァル・キルマーのメタボぶりが心配になったりして(笑)
あと、グルジアの大統領を演じるアンディおじさんのなりきりぶりが味があったかな。なまりの強い英語で通すあたり、役者根性が出てたよね。
全体的には、ちょっと目を覆いたくなるような場面もあったりで、悲惨な出来事を伝えつつ、アクション性をもたせて描かれてて、それなりに悪くはないんやけど、“事実に基づく”と言いながら、ちょっと細かい演出が過剰な気がするんやけどなぁ......レニー・ハーリンといえばラジー賞の常連監督ってことで、仕方がないかぁ....?!(苦笑)
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