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2012年7月23日 (月)

『穏やかな暮らし』

今日は、劇場未公開の作品の中から、イタリア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、イタリアのアカデミー賞であるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の主要部門でノミネートされてたらしく、本国では話題になってたみたいやね。

監督さんは、以前に紹介した『恋するショコラ』ってラブコメを作ったのと同じ人で、今回は笑いなしのシリアスものなんよ。でもって、主演のトニ・セルヴィッロって役者は、『湖のほとりで』っていうサスペンスもので刑事役をやってたひとで、なかなか渋いおじさん俳優なんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

穏やかな暮らし / Una Vita Tranquilla   ★★★☆☆   (2010年)

監督:クラウディオ・クッペリーニ

出演:トニ・セルヴィッロ、ユリアーネ・ケーラー、マルコ・ダモーレ、フランチェスコ・ディ・レーヴァ、マウリツィオ・ドナドーニ

ドイツの片田舎でドイツ人の妻とまだ幼いひとり息子と一緒に、レストラン兼ホテルを経営するイタリア人の男、そんな彼を2人組のイタリア人の若者が訪れ、しばらく宿泊させて欲しいというのだが......ってなイタリア映画?!

マフィアの一味とおぼしき男たちの目的は何なのか、ホテルのオーナーとの関係は.....ってな感じで、ちょっと謎に包まれた人間関係を徐々に明らかにしながら、過去を捨てた男の悲しみと苦悩を描くんよね。

イタリアのマフィア映画というと、何となく派手なドンパチを想像してまうんやけど、この作品は、どちらかというと、そういったものよりも人間ドラマを重視してるんよなぁ。

その意味で、あまりの地味さに肩すかしをくらうかもしれんけど、ただ、丁寧に心理描写がなされてて、主人公の切ない気持ちはよう伝わってくるんよ。

そんな難しい役柄を演じるトニおじさんの確かなパフォーマンスは、なかなかの見応えやと思うんやけどね!?

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