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2012年8月19日 (日)

リュック・ベッソンが輝いてた頃 ② 『ニキータ』

『グラン・ブルー』に続いてベッソン監督が作ったのが、この作品なんよね。前作から一転して、今度はアクションをメインにした内容で攻めてくるあたり、若き日のベッソンってのは、なかなかの野心家やったなぁって思ったりしてね(笑)

そんな意欲作は、これまた絶賛されて、主演のアンヌ・パリローがセザール賞の主演女優賞を受賞し、作品としても主要部門でノミネートされ、ゴールデングローブ賞でもノミネートされることで、フランスだけやなくて、ハリウッドでも注目されるようになって、アメリカ進出の道が開けた作品ってことなんかな。

この作品にもジャン・レノが出演してるんやけど、その役どころが次の『レオン』につながったらしく、そういう意味でも意義のある作品なのかもね。

というわけで、そんな作品の感想は......?!

ニキータ / Nikita   ★★★☆☆   (1990年)

監督:リュック・ベッソン

出演:アンヌ・パリロー、ジャン=ユーグ・アングラード、ジャンヌ・モロー、チェッキー・カリョ、ジャン・レノ、フィリップ・ルロワ、ロラン・ブランシェ、マルク・デュレ、ジャン・ブイーズ

強盗に入り、警官を殺したことで無期懲役となった女は、訓練を受けて政府のために働くことに......ってな、哀しき女殺し屋を描いたサスペンス・アクション?!

半ば強制的に秘密工作員に仕立てられ、反発しながら任務を遂行する、そんな主人公の苦悩を、主演のアンヌ嬢がうまく演じてるんよなぁ。少し尖った雰囲気を醸し出しながら、時折、女らしい表情を見せるあたり、なんとも言えんのですよ!?(笑)

でもって、このドラマが秀逸なのは、単なるアクションで終わるんやなくて、話に感情が宿ってるところやと思うんよね。恋人への気持ちや上司との少し捻じれた関係など、冷徹な殺し屋というのではなく、人間らしさ、女らしさが垣間見れるところが、ドラマに深みをもたらしてるんと違うかな。

あと、主人公に負けないくらい存在感があるのが、“クリーナー”を演じるジャン・レノ!?愚直なまでに任務に忠実な姿ってのが、どこか滑稽でありながら、それでいてとってもクールなんよなぁ。

安っぽいアクション映画になることなく、プラスアルファを上積みしたこの作品でのベッソンの手腕は、十分に評価できるんと違うかな!?

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