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2012年8月24日 (金)

『桐島、部活やめるってよ』

今日は、劇場で公開中の邦画をひとつ、ご紹介♪

この口語調のタイトル、ちょっとどうなんよって思いながら、シネコンのスタッフが開場を知らせるアナウンスをする際に、ちょっと躊躇いながら(?)タイトルを繰り返してるのを微笑ましく聞きつつ、鑑賞してみたんよね。

監督の吉田くんの過去作品は、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『クヒオ大佐』そして『パーマネント野ばら』と、それなりに話題になってたものの、個人的には受け付けがたいデキやっただけに、109シネマの会員割引デーを利用して、リスクマネジメントをしつつ鑑賞したってわけ。

ちなみに、この作品の主題歌を歌ってる高橋 優ってひと、全然知らんかったんやけど、思わず帰りにTSUTAYAに寄ってアルバム2枚をレンタルしてもうたんやけど、なんか良かったね♪

ということで、そんな作品の感想は......?!

桐島、部活やめるってよ   ★★★★   (2012年)

監督:吉田大八

出演:神木隆之介、橋本 愛、大後寿々花、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優、落合モトキ、浅香航大、前野朋哉、高橋周平、藤井武美、太賀、鈴木伸之、岩井秀人

バレー部のキャプテンだった桐島くんが、突然、部活を辞めたというニュースが流れ、彼の親友や彼女、同じバレー部の部員たちは動揺するのだが......ってな、とある高校を舞台に繰り広げられる学園青春ドラマ?!

誰も聞いてなかった突然の話に、彼に直接、間接に係わる人たちに波紋が広がり、ひと騒動になる様を描いてるんよね。

このドラマ、中学、高校くらいの学校という限られた世界を上手く捉えてるんよなぁ。体育会系のモテ男から文化系のダメ男、マセた女子から真面目な女子まで、どこの学校にでもいるキャラを使って、多感な思春期の単純で複雑な人間関係を絶妙なタッチで映すところが秀逸やった。

同じ時間を違う視点で描くってな手法も、それによってそれぞれの登場人物の微妙な心情が表現されてて、良かったね。個人的には、ダメ系の映画部の活躍(?)にかなり共感してもうたんやけど.....?!(笑)

若手の役者の顔見せ程度に終わることなく、ひとつの出来事から学校の中の人間模様を巧みにまとめて青春の1ページを切り取ってみせたあたり、なかなかやったね。そんでもって、そんな少し青臭いドラマの最後にかかるテーマソングまで、すべてが驚くほどキレイにハマった作品やったかな。

どうせなら続編で「俺が桐島だっ!」ってな感じで、桐島くんの独演会でもせんかね。何を語るか気になってもうて.....?!(笑)

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