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2012年8月19日 (日)

リュック・ベッソンが輝いてた頃 ① 『グラン・ブルー』

ちょっと前に紹介したアウンサン・スーチーを描いた映画『THE LADY アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』で久々に世間から評価された(?)監督のリュック・ベッソンには、実は輝かしい過去があった.....ってなことで、映画館に行かず、ネタに困ったからってわけでもないんやけど、そんな彼の偉大やったあの頃を振り返っとくかなぁってね?!(笑)

彼が世界的に評価されるキッカケになったのは、何といってもこの作品やんね。フランスのアカデミー賞に当たるセザール賞の主要部門にノミネートされ、ほぼ無名の若手監督から一躍“時の人”になったんよなぁ。

大学生の頃にこの作品に出会って、少なからず衝撃を受けたんやけど、ジャン・レノって役者を知ったのも、実はこの作品が最初やったと思う。あっ、あと、この作品を観てから、なんやイルカがごっつい好きになってもうた♪(笑)

そんな作品を、リュック・ベッソンの輝かしい過去を彩る最初の作品として、ご紹介~ってね?!

グラン・ブルー / Le Grand Bleu   ★★★★☆   (1988年)

監督:リュック・ベッソン

出演:ジャン=マルク・バール、ジャン・レノ、ロザンナ・アークエット、ポール・シェナー、グリフィン・ダン、セルジオ・カステリット、マルク・デュレ、ジャン・ブイーズ

幼なじみのジャックとエンゾ、20年後にフリー・ダイビングのチャンピオンになったエンゾは、ジャックを探し出し、一緒に競技に参加するよう誘うのだが.....ってな、海に魅せられた男たちの友情を描いたドラマ?!

紺碧の海のより深い場所へ......素潜りの世界記録を競う二人の男と、仕事で偶然出会い、男のひとりに惚れた女、そんな三人が織りなすドラマは、真っ青で穏やかな海底とは違い、どこか痛々しく、切ないんよなぁ。

この作品、何がエエかって、ジャックとエンゾを演じるふたりがごっつい魅力的なんよ。どこか少年のまま大人になったような、ナイーブな男と、典型的なガキ大将が大きくなったような、豪快で、それでいて心優しい男、そんな彼らが海を接点に深い絆で結ばれてるんやけど、それぞれの個性を出しながら、絶妙なコンビネーションを見せてくれるんよ。

そんでもって、ただひたすらに海の深みを目指す彼らの姿は、どこか神々しくて、不思議な魅力が伝わってくるんよなぁ。不器用にしか生きられない男たちと、そんな相手に惚れてしまったばっかりに苦悩する女、この切なさはなんなんやろね?!

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