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2012年8月 4日 (土)

クリストファー・ノーラン的アメコミ調理法 ① 『バットマン・ビギンズ』

今日は、先週末から劇場での公開が始まった話題作を取り上げたいと思うんやけど、3部作の最終章ってことで、まずはそこに至るまでの2作品を、ご紹介♪

監督をしてるクリストファー・ノーランって、実はイギリス人の監督さんなんよね。そんでもって、そんな監督さんが起用する主要キャストってのも主役のクリスチャン・ベイルをはじめ、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマンにキリアン・マーイーとイギリス人俳優が大挙して出演といったところで、これでアメコミものをやるってのが、このシリーズの始まる前の驚きやったんよなぁ。

今でこそ「『インセプション』を監督した~」って形容されるノーラン監督なわけやけど、独創的な初期の作品からずっと虜になってもうてる者からしたら、正直、このシリーズは期待と不安が入り混じる、ちょっと複雑な心境やったんやけどね。

というわけで、まずは1作目の感想から.......!?

バットマン・ビギンズ / Batman Begins   ★★★★   (2005年)

監督:クリストファー・ノーラン

出演:クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ケイティ・ホームズ、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン、キリアン・マーフィー、渡辺 謙、トム・ウィルキンソン、ライナス・ローチ

金持ちの家に生まれ不自由のない暮らしをしてきたが、幼い頃に目の前で両親を殺され、そのショックから悪を憎むようになった男。親の仇への復讐を胸に、やがて大人になった彼は、ある出会いから、ヒマラヤの奥地で心身を鍛え、悪の蔓延る故郷ゴッサムシティに戻ってくるのだが........ってな、バットマン誕生までを描いたアクション・ドラマ?!

いやぁ、ホンマにすごい!

アメコミをイギリス人監督とイギリス人俳優でってとこに一抹の不安を感じたんやけど、まったくの杞憂やったね。最初から終わりまで、かなりの緊張感でグイグイと観る側を引っ張っていくところは、さすが“ノーラン節”ってなことで、思わず唸ってもうたよ。

主役のベイルくんの渋さもさることながら、脇で固めるケインおじさんがいい味だしてるんよなぁ。ふたりのさりげない掛け合いに心をくすぐられるってか。ついでに、フリーマンおじさんも押さえるところはチャッカリ押さえてるしね(笑)

ボンボンとして育ちながら、両親を殺され、悲しみや憎しみを胸に悪に挑むダーク・ヒーロー........格好よすぎやないですか!?

腐敗や悪政蔓延る現代の世の中は、まさに“ゴッサム”そのものであり、愛するものを守り、正義を貫く信念の男、今の時代に必要なのは、こんなヒーローなのかもねぇ......なんて!(笑)

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