« 『アフロ田中』 | トップページ | 『コロンビアーナ』 »

2012年9月 1日 (土)

『トゥルー・ロマンス』

先週の頭に、会社でパソコン使って仕事をしながら、何気なくYahoo!のニュース記事を見て、びっくりしたんよね。その記事は、トニー・スコット監督が橋から飛び降りて自殺したって内容やった。

兄のリドリー・スコットに比べると、少し地味な印象もあるんかもしれんけど、『トップガン』や『クリムゾン・タイド』はよく知られた作品やと思う。

最近の作品では、『アンストッパブル』は、ストーリーにもアクションにもキレがあって、久々にトニー節が炸裂してたし、『トップガン』の続編が企画されてたらしく、ホンマに残念でならないんよね。

個人的には、トニー監督と言えば、実は『トップガン』というよりは、以前に紹介した『エネミー・オブ・アメリカ』や紹介する『トゥルー・ロマンス』がお気に入りかな。

この作品は、何を隠そう、あのタランティーノが脚本を担当してるんやけど、ちょうど『レザボアドッグス』と『パルプ・フィクション』の間に書かれたもので、出だしで“サニ千葉(千葉真一)”をフィーチャーするあたり、いかにもな感じでタランティーノのオタクぶりが炸裂してるんよ(笑)

不治の病を患ってたとか、未確認ながらいろいろと原因についてニュースなってて、真相はまだハッキリとはせんのやけど、偉大な監督がこの世を去ったってことは事実で、心から冥福を祈りたいと思う。

というわけで、お気に入りの監督さんの作品の感想を.......ね!?

トゥルー・ロマンス / True Romance   ★★★★   (1993年)

監督:トニー・スコット

出演:クリスチャン・スレイター、パトリシア・アークエット、デニス・ホッパー、ヴァル・キルマー、ゲイリー・オールドマン、ブラッド・ピット、クリストファー・ウォーケン、サミュエル・L・ジャクソン、ジェームズ・ガンドルフィーニ、クリス・ペン、トム・サイズモア、ブロンソン・ピンチョット

映画館で出会った運命の相手、コールガールの彼女が自由の身となるように、ポン引きの男を殺し、彼女の荷物を持ってきたつもりが、カバンの中には大量のコカインが......ってな、愛し合う男女の逃避行を描いたバイオレンス・アクション&タイトルにあるとおりロマンスもってね!?

一途に暴走する男と、そんな彼に惚れた女、ちょっとばかり“バカップル”なふたりがマフィアに追われて大騒ぎってな感じなんやけど、いかにもクダラなそうな話のようで、なぜか不思議と夢中にさせるものがあるんよね。

若いふたりの間に拙いながらも、どこか精神的な絆が感じられるところが、破天荒なストーリーに共感を感じるのかも。それに、主演のふたり以外に、脇が個性的ってのも魅力やよなぁ。

ゲイリーくんの“キレキレ”の悪役ぶりや、ウォーケンくんの憎ったらしさ、ガンドルフィーニくんの見事な暴れっぷりに、脱力ヒッピー系のブラピまで、ピンポイントで色々と味わいがあって、おいしいんよ。

そんな中、特に主人公の父親役を演じるホッパーおじさんの渋さといったら.......セリフや仕草のひとつひとつが“クール”なんよなぁ!?

そんなこんなで、バイオレンスを調味料として程よく利かせた極上のドラマには、熱いハートがこもってるってね♪

« 『アフロ田中』 | トップページ | 『コロンビアーナ』 »

My お気に入り」カテゴリの記事