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2012年9月15日 (土)

『太陽に灼かれて』

今日は、90年代半ばに発表されたロシア映画をひとつ、ご紹介♪

ロシア映画というと、どんよりとした、地味なイメージがあるんやけど、この作品、アカデミー賞の外国語映画賞とカンヌでは審査員特別グランプリなる賞を受賞した、ちょっと珍しい作品らしいんよね。

登場する大佐と歳の離れた娘は、実生活でも親子関係にあるんやって。しかも監督兼任ってところが、少しズレてる感じの笑いと、子どもがイキイキと演技できる信頼感につながってるんかな?!

そんなこんなで、そんな作品の感想は.......?!

太陽に灼かれて / Utomlyonnye Solntsem   ★★★☆☆   (1994年)

監督:ニキータ・ミハルコフ

出演:オレグ・メンシコフ、ナージャ・ミハルコフ、ニキータ・ミハルコフ、インゲボルガ・ダクネイト、アンドレ・オウマンスキー

ロシア革命の英雄である大佐は、片田舎で若く美しい妻と、まだ幼い娘と一緒に平穏に暮らしていた。そんなある日、かつて妻と恋仲になったことのある男が訪問してきて......ってなドラマ?!

スターリンによる独裁政治が敷かれるロシアの状況を背景にしながら、ある一家をめぐる人間模様を描いてるんよなぁ。

意味深な出だしから、前半はのどかで平和な暮らしを淡々と描写してて、メリハリなくマッタリやなぁって思ってたんやけど、後半にかけての流れは、繊細かつ大胆で、なるほど見事なものやったね。

実の親子というのが幸いしたのか、子役の計算のない無邪気な演技がエエんよなぁ。その笑顔に癒されつつ、逆にそこから切なさが湧き立ってきて、ギュッと胸を締めつけるんよね。

さりげなく描かれる男と女の愛憎と、妻や娘を想う父親の心情、噛みしめるほど味の出る、そんな作品なのかもなぁ?!

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