« 『ハードロマンチッカー』 | トップページ | 『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』 »

2012年9月26日 (水)

『グッド・ハーブ』

今日は、メキシコの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは女性なんやけど、メキシコでは有名な監督さんらしく、女性を主人公にした良質な作品を発表してきて、サンダンス映画祭なんかでも賞を受賞したことがあるらしい。

そんな監督さんが10年ぶりに作った作品は、本国メキシコのアカデミー協会による賞で、最優秀助演女優賞を受賞する等、いろいろと評価されたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

グッド・ハーブ / Las Buenas Hierbas   ★★★☆☆   (2010年)

監督:マリア・ノバロ

出演:ウルスラ・プルネダ、オフェリア・メディーナ、アナ・オフェリア・ムルギア、コスモ・ゴンサレス・ムニョス

植物学者としてハーブの研究をしていた母親が、アルツハイマー型認知症を患っていることが判明する。シングルマザーとしてひとり息子を育てる娘は、そんな母親の看病をしながら、一緒の時間を過ごすのだが......ってな、認知症をテーマに、母と娘の関係を描いたドラマ?!

捉えどころのないオープニングで始まるストーリーは、病気の進行と共に、切ない物語になっていくんやけど、時折、幻想の世界を織り交ぜたりしながら、静かに、印象的な雰囲気を作り出してるんよなぁ。

途切れゆく記憶の中で、壊れていく母親と向き合い、戸惑いながらも寄り添う娘、愛情と悲しみが同居した時間を丁寧に繊細に描写するあたり、女性ならではのテイストなのかもね?!

あまり多くを語らずに、登場する女性たちをありのままに映し出す、そんな監督さんの視線には、深い優しさがあるような気がする。

まぁ、あまり過度に期待すると肩すかしをくらうかもしれんけど、作品としては、なかなか良質なんと違うかな?!

« 『ハードロマンチッカー』 | トップページ | 『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』 »

映画」カテゴリの記事