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2012年9月 9日 (日)

『あなたへ』

今日は、今年の邦画の話題作(?)をひとつ、ご紹介♪

あの高倉 健が7年ぶりにスクリーンに戻ってきたってことで、半年ほど前に予告編が出た頃から話題になってた作品が、いよいよ劇場公開ってことで、とりあえず鑑賞してみた。

おそらく気合いの入りまくった東宝さんの“熱意”もあって、この後に公開される吉永さゆりの新作と共に、来年の日本アカデミー賞を賑わすに違いない、そんな作品を悪く言うのは心苦しいんやけど、例え世間一般が評価しても、ひといぐらいはエエやろうってことで、今日は素直なコメントをしたいと思うんよなぁ.......。

しかし、劇場は年配の夫婦や親子が多かったんやけど、普段、映画館で観ないのか、みんな家のテレビ感覚で、上映中に細かいQ&Aの掛け合いをするんよね。かなり気になってもうたんやけど、作品も作品なんで、とりあえず我慢してもうた(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は......?!

あなたへ   ★★☆☆☆   (2012年)

監督:降旗康男

出演:高倉 健、田中裕子、佐藤浩市、草なぎ 剛、余 貴美子、綾瀬はるか、三浦貴大、長塚京三、ビートたけし、原田美枝子、大滝秀治、根岸季衣、石倉三郎、不破万作

病気で亡くなった妻の遺言で、彼女の故郷である長崎の海に散骨しに行くことになった男は、富山から長崎の道すがら、様々な人と出会い、目的地へ向かうのだが......ってな人生ドラマ?!

健さん久々のスクリーン復帰作に豪華(?)な顔ぶれが集結し、盛り上がるでぇ~ってことやったんやろうけど.......これ、良くも悪くも“高倉 健”のための作品であって、そこを素直に受け入れられるかどうかで評価が変わってくるんやろうと思う。

こういうことを言うと逆に批判されるかもしれんけど、個人的には、あまりにも退屈で、ちょっと付き合いきれんかった?!(苦笑)

何がアカンって、全体的に間延びしたセリフ回しに、どうにも言わされてる感のあふれる、感情のこもらない会話、“高倉 健”というある種“神格化”された(?)役者の存在と、それに合わせようとしすぎて空回りしてる他の役者の演技の不自然感、最初から最後まで、すべてがかみ合うことなく、グタグタと続く感じやった。

そんな活きてこない会話で伝わるものはなく、セリフで感情を解説してみたところで、“そうなんや....”とはならんのですよ。

そんなわけで、“高倉 健をスクリーンで観れる”ってことに価値を感じられるひと以外には、あまりススメられた作品ではないように思うんやけどね?!

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