« 『聖トリニアンズ女学院2 不良女子高生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ!!』 | トップページ | 『大九軍団のワシ』 »

2012年10月30日 (火)

『KOTOKO』

今日は、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で映画デビューを果たしたCoccoは、ご存じのとおり沖縄出身の女性歌手なんやけど、彼女のヒット曲「強く儚い者たち」を耳にしたときから、その独特の世界観と音楽に、個人的に魅せられてもうたんよ。

是枝監督が彼女を撮った『大丈夫であるように -Cocco終わらない旅-』ってドキュメンタリーを観ても、その弱さと強さがかろうじてバランスを取ってるような、彼女の存在ってのに、なんや惹かれてまうんよなぁ......。

監督兼出演の塚本くんといえば、『鉄男 THE BULLETMAN』『悪夢探偵』のシリーズでお馴染みの“奇才”なわけやけど、そんなふたりは、塚本監督の『ヴィタール』って作品で楽曲提供してる仲なんよね。

今回は、原案、美術、音楽をCoccoが担当し、監督、脚本、撮影を塚本くんが担当するっていう、個性派のふたりがガッチリと手を組んだ作品になってるんやって。

というわけで、そんな異色の作品の感想は........?!

KOTOKO   ★★★☆☆   (2011年)

監督:塚本晋也

出演:Cocco、塚本晋也

幼い赤ん坊を抱えて都会で生活するシングル・マザー、現実とは別の、もうひとつの“世界”を同時に見ていた彼女は、息子を守ろうと強く思うほどに、心のバランスを崩していく......ってなドラマ?!

この作品を一言で表現すると.....やっぱり“衝撃”なんやろなぁ。個性の塊のようなふたつの才能が組めば、何か驚くようなものができるかもって思ってはみたんやけど、まさかこんなものを.......ね?!(笑)

なかなか作品を言葉で説明するのは難しいんやけど、心を病んだ母親の中の闇と現実のせめぎ合いを、時折、過激な描写を挟みながら、荒々しく描きつつ、歪んだ社会のなかで生きることのむずかしさを表現してるんかもなぁ。

あまりの“痛さ”や“奇抜さ”に、ちょっと引いてまいそうにもなるんやけど、この作品は、間違いなくこのふたりの存在があってこそ成立するもので、その得体の知れないエナジーに、いつのまにか圧倒されてもうた感じやった。

あまりにもクセがあり過ぎて、とても他人にススメるような作品ではないんやけど、ここまで“ガツン”とやられたのは、久々かも。ただただ凄かった........?!(笑)

« 『聖トリニアンズ女学院2 不良女子高生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ!!』 | トップページ | 『大九軍団のワシ』 »

映画」カテゴリの記事