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2012年11月28日 (水)

『私が、生きる肌』

今日は、スペイン映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、去年のカンヌ映画祭で話題になって、アルモドバル監督らしい、とっても奇抜な内容もあってか、本国スペインのゴヤ賞をはじめ、様々な映画祭で話題をかっさらったらしい。

個人的な注目ポイントとしては、『シャッター ラビリンス』『この愛のために撃て』『ローマ、愛の部屋』なんかでプッシュしてる女優エレナ・アナヤが主演してるってことやったんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

私が、生きる肌 / La Piel Que Habito   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ペドロ・アルモドバル

出演:アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ、マリサ・パレデス、ジャン・コルネット、ロベルト・アラモ、ブランカ・スアレス、スシ・サンチェス

人工皮膚の研究で名を知られてる名医の男は、自宅の豪邸の一室で、死んだ妻とそっくりな顔を持つ、全身整形の美女を軟禁していたのだが......ってな愛憎ドラマ?!

いやぁ~、なんともショッキングかつエキセントリックな話やよなぁ。そこがいかにもアルモドバルらしさであり、この歪んだ愛の世界を作り上げられるのは、彼しかおらんってことかもね(笑)

ちょっと違和感のある設定で始まる話は、やがて過去の出来事にさかのぼり、そこから狂気の世界へと突き進む、そんな話の構成の上手さや、さりげなく音楽なんかを使って話を盛り上げるところが、さすがやなぁって思うんよ。

印象的なカットや、サラリと狂気をドラマの中に忍び込ませながら、これほどまでに異常な話を、どこかすんなりと納得させてまうってのが、やっぱり監督さんの個性であり、手腕ってことなんやろなぁ。

この作品を言葉で端的に表現するとって聞かれたら、ヒロイン(?)のエレナ・アナヤに見とれてもうたせいか、“美しき狂気”って答えるかなぁって思うんよね?!

それにしても.......病んでるよなぁ........(苦笑)

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