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2012年12月13日 (木)

『イヴの総て』

今日は、久しぶりにクラシックな作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞を受賞し、その他の主要部門でもノミネートされたっていう傑作ドラマなんよね。

もちろん注目はベティ・デイヴィスとアン・バクスターの主演女優コンビの名演なわけやけど、この作品、それ以外にも、あのマリリン・モンローがブレイクするきっかけになった映画ってことで、話題になったらしい。

モンローの出演時間は、それほど長くはないんやけど、確かに、“つけぼくろ”でアクセントを付けた口元が印象的で、一瞬、その美しさに目を奪われてまう感じやった(笑)

そんな名画の感想は..........?!

イヴの総て / All About Eve   ★★★★   (1950年)

監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ

出演:ベティ・デイヴィス、アン・バクスター、ジョージ・サンダース、ゲイリー・メリル、ヒュー・マーロウ、マリリン・モンロー、グレゴリー・ラトフ、ランディ・スチュアート、バーバラ・ベイツ

田舎からニューヨークにやって来て、わずか1年足らずで演劇界の頂点に立ったひとりの若手女優の知られざる姿を描いたドラマ?!

有名な女優の住み込みの付き人になり、人脈を広げて表舞台へ、才能と野心を持った女優の成り上がり物語を巧みなセリフ回しと迫真の演技で作り上げてるんよね。

華やかな舞台の裏で繰り広げられる、少しドロドロした女の戦い、オープニングの登場人物たちの微妙な表情から、徐々に明かされる真実、主人公とその関係者たちの関係が巧みに描かれてた。

この作品、何が秀逸かって、慎ましい中に秘めた、ひたすら上を目指す若手のギラギラした感情と、そんな年下の相手に、年齢を重ねることでくる焦りもあって、嫉妬を抱くベテラン女優の苦悩、そんなバトルが見事に描写されてるんよ。

女にしか分からない、何気ない表情の下に隠された“したたかさ”、それを見事に演じたアン・バクスターの演技は、圧巻やったかな。それにしても、その周りで踊らされてる男たちって.......滑稽やわなぁ......(笑)

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