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2012年12月22日 (土)

『クリスマスのその夜に』

今日は、ちょこっとクリスマス気分な作品をひとつ、ご紹介♪

いや、別にクリスマスなんて、どーでもエエんよ。仏教徒にそんなハイカラな日は関係ないし......なんて、いつもどおり特にクリスマスで盛り上がることもないような日々を送るオヤジ特有の言い訳を口走りつつ、世の中、これを避けては通れまいという、理解しがたい、強引な盛り上げムードとのせめぎ合いの中で、まぁ、一日くらいは付き合ったってもエエかってなことで、心の葛藤をグタグタ、グタグタと書きながら、とりあえずクリスマスならではの作品を取り上げようかってことで......(笑)

ベント・ハーメル監督はノルウェー出身のひとで、『キッチン・ストーリー』って作品で国際的に認められて、ちょっと有名になったんよね。作品自体には、それほどインパクトはないんやけど、どこか“さりげなく”いい雰囲気を作り出すってところが、なかなかやったりするんよね。

というわけで、そんな監督さんが作り出す物語の感想は.........?!

クリスマスのその夜に / Hjem Til Jul   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ベント・ハーメル

出演:トロンド・ファウサ・アウルヴォーグ、クリスティーネ・ルイ・シュレッテバッケン、セシル・モスリ、フリチョフ・ソーハイム、サラ・ビントク・サコール、ライダル・ソーレンセン、イングン・ベアテ・オイエン

別居中の妻と暮らす子どもたちに会おうと必死の男、急患を診るために車を走らせる医者、若い頃の恋人と偶然再会したホームレス、ノルウェーの小さな町のとあるイヴの夜の出来事を綴ったドラマ?!

みんなが幸せな時間を過ごす、そんな夜に、必ずしも幸せやない、寂しげなひとたち、そんな彼らが主人公の幾つかのエピソードをつなぎながら、ちょっぴり切なく、それでいて温かい、そんな物語が繰り広げられるんよね!?

とんでもない奇蹟が起こるわけやなく、とびっきりロマンチックな話でもないんやけど、懸命に生きてるひとたちの、それぞれの“ささやかな幸せ”が、ちょこっと垣間見れるところに、ジワジワと伝わってくるものがあるんよなぁ。

派手な演出があるわけでもなく、ちょっとしたユーモアと優しい眼差しで見つめられた小粒なドラマは、この監督さんらしい、良心的な作品に仕上がってたね。そこには、特別に感動するわけやないんやけど、「なんかエエなぁ」って思わせる、さりげない魅力があるんかも?!

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