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2012年12月16日 (日)

『砂漠でサーモン・フィッシング』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

これBBC製作のイギリス映画ではあるんやけど、監督はスウェーデン出身のラッセ・ハルストレム監督なんよね。ラッセ監督といえば、個人的に『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』って作品に夢中になって以来、ずっと大好きな監督のひとりなんよ。

最近の『親愛なるきみへ』『ホークス ハワード・ヒューズを売った男』、忠犬ハチ公をベースにした『HACHI 約束の犬』なんかは、期待が大きいだけに、ちょっと物足りなさがあったんやけど、この作品は、今度のゴールデン・グローブ賞のミュージカル&コメディ部門で作品賞、主演男優賞&主演女優賞にノミネートされたらしく、話題性も十分ってね。

そんなわけで、今回もちょっと期待しながら観たラッセ監督の新作の感想は........?!

砂漠でサーモン・フィッシング / Salmon Fishing In The Yemen   ★★★★☆   (2011年)

監督:ラッセ・ハルストレム

出演:ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント、クリスティン・スコット・トーマス、アムール・ワケド、トム・マイソン、キャサリン・ステッドマン、レイチェル・スターリング、ジル・ベイカー、トム・ベアード

イエメンでサケ釣りをしたい、そんな大富豪の要望を受けた投資コンサルタントから相談を受けたイギリス人の水産学者は、その余りにも非現実的な話に断りの返事をするが、中東諸国との関係に頭を悩ます政府がそのプロジェクトに乗り、半ば強制的に参加することに.......ってな、笑いあり、ロマンスありなコメディ作品?!

砂漠で覆われた灼熱の地で、鮭に川を上らせる......そんな冗談みたいな夢物語に、最初は呆れながら付き合うものの、依頼主と会い、そのコンサルタントと一緒に計画を進めるうちに、徐々に夢が現実に近づき......ってなわけで、なんやろう、この高揚感は?!(笑)

あらすじを聞いただけで、“ありえんやろう”ってすでに半笑いになるんやけど、そんな荒唐無稽な話をユーモアでコーティングして、そこに夢やら恋やら友情やらを織り交ぜながら、楽しませてくれるんよなぁ。

ユアンくんの脱力ぐあいにエミリー嬢の魅力、そこにクリスティんおばちゃんのキレのある(?)ツッコミが入って、なかなかオツな仕上がりなんよね。

まぁ、都合のよすぎる展開に、甘すぎる恋愛ドラマはどうなんよってのはあるかもしれんけど、ラッセ監督のユーモアと温かさが溢れ出た作品に、観ててなんやホッコリしてもうた?!

久々の監督さんの快作に、ひいき目の気持ちも足して、ちょっとおススメってね♪(笑)

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