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2013年1月

2013年1月31日 (木)

『ゲット スマート』

今日はコメディ映画をひとつ、ご紹介♪

いやぁ、今年のアカデミー賞では無事にアン・ハサウェイが助演女優賞にノミネートされて良かったよ。他の作品をまだ観てないだけに、どうこう言いづらいんやけど、でも、かなり受賞する可能性は高いんと違うかなぁって個人的には思うんよなぁ。

ディズニーの『プリティ・プリンセス』で映画デビューして、アイドル女優路線を進みながら、途中で大胆な路線変更を試みたりしながら、ここまで頑張ってきた彼女には、何とかアカデミー賞を獲得して欲しいなぁってな気持ちをこめて、そんな彼女の低迷期(?)の作品を今日は取り上げようってわけ!?(笑)

主演のスティーヴ・カレルと言えば『40歳の童貞男』で日本でもブレイクしたコメディ俳優で、この作品も公開当時は、そこそこ話題になってたような気がするんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は.........?!

ゲット スマート / Get Smart   ★★★☆☆  (2008年)

監督:ピーター・シーガル

出演:スティーヴ・カレル、アン・ハサウェイ、ドウェイン・ジョンソン、アラン・アーキン、テレンス・スタンプ、ジェームズ・カーン、ビル・マーレイ、テリー・クルーズ、マシ・オカ

アメリカ政府の秘密スパイ組織で分析官として働く男は、昇格してスパイに抜擢されるのだが、その最初の仕事は、ロシアのマフィアの陰謀を暴くことだった.........ってな、スパイ・コメディ!?

どこかヌケてる主人公と相棒の整形美人スパイ、そんな彼らの活躍は.......ってなことで、適度な笑いで、それなりに楽しませてくれる内容やったかな。

話としては、シンプルに“悪を叩く”ってな王道のストーリーに、真面目な顔してアホなことをする主人公のズレ具合をうまく絡めてあって、なかなかいい塩梅やったね。

主役のカレルくんの嫌味のない演技は、ウィル・フェレルやアダム・サンドラーといったアクが強すぎてオモシロさが伝わってこない他のコメディ系の役者と違って、日本人でも受け入れやすい笑いなのかも?!

この手のおバカコメディで見かけるのは意外なアン嬢も、なかなかいい具合にコメディして、絡んでたところもよかったしね。

オリジナルは60年代のTVドラマらしいんやけど、いい具合にB級に仕上がってて、それなりに楽しめる作品に仕上がってた。取り立ててどうってことはないんやけど、コメディとしては悪くないんと違うかな?!

2013年1月30日 (水)

『屋根裏部屋のマリアたち』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国フランスではセザール賞でカルメン・マウラが助演女優賞を受賞したんやって。このカルメンさんは、ペドロ・アルモドバル監督の作品でよく見かけるんやけど、最近では『ボルベール<帰郷>』でも、重要な役どころを演じてたやんね。

あと、主演のファブリス・ルキーニは、コメディ系で活躍してるフランス人俳優なんやけど、『しあわせの雨傘』の亭主役や『モリエール 恋こそ喜劇』の成金商人、『親密すぎるうちあけ話』の税理士と、存在感のある演技を見せてくれるんよなぁ。

あと、ヒロインを演じてるナタリア・ベルベケって女優さん、アルゼンチンの出身らしいんやけど、10年ほど前に『パズル』って作品でエドゥアルド・ノリエガの相手を演じ、『dot the i ドット・ジ・アイ』って作品でガエル・ガルシア・ベルナウの相手を演じてるのを見て以来、久々やったんやけど、相変わらずナイスやった(笑)

そんなこんなで、作品の感想は.........?!

屋根裏部屋のマリアたち / Les Femmes Du 6Eme Etage   ★★★☆☆   (2010年)

監督:フィリップ・ル・ゲ

出演:ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルラン、ナタリア・ベルベケ、カルメン・マウラ、ロラ・ドゥエニャス、ベルタ・オヘア、コンチャ・ガラン、ミュリエル・ソルヴェ、ヌリア・ソレ

代々証券会社を経営する資産家の男は、朝食の半熟のゆで卵にこだわる、堅物だった。母親が亡くなり、妻と折り合いが悪かった長年勤めていたフランス人のメイドが辞め、代わりにスペイン人のメイドを雇ったことで、彼の人生に変化が.......ってなコメディ調のフレンチ?!

仕事一筋だった男が、メイドに興味を持ち、自宅のアパルトマンの屋根裏で暮らす陽気なスペイン人のメイドたちと知り合うことで、人生を楽しむことを知る.......ってな感じで、なかなか悪くない話やったね。

どちらかというと“しかめっ面”で、うまく笑えない、そんな不器用な主人公ってのは、まさにファブリスおじさんの真骨頂ってやつで、絶妙やった。そんでもって、ヒロイン役のナタリアくんが.........う~ん、とってもキュートでナイスなんよ!?(笑)

まぁ、作品としては、ちょっと盛り上げきれんかった感もなきにしもあらずなんやけど、それでも気楽に楽しめるフレンチ・コメディってことで、ボチボチやったかな。個人的には、ナタリアくんで十分満足なんやけど.....♪(笑)

2013年1月29日 (火)

『ほっぷ すてっぷ じゃんぷッ!』

今日は、ちょっとクダラナイ邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作はヤングチャンピオンに連載されてたコミックらしく、単行本が9冊も出てるってことは、それなりに人気(?)があるらしい??

監督さんはエロ系出身みたいなんやけど、一方でNHK教育テレビで放送されたアニメの脚本を書いたりもしてるらしく、なんやよう分からんよね(笑)

というわけで、まぁ、どうでもいい(?)ような作品ではあるんやけど、とりあえず感想を.......?!

ほっぷ すてっぷ じゃんぷッ!   ★★★☆☆   (2009年)

監督:中野貴雄

出演:鈴木千絵里、清水ゆう子、桜井まり、岡田智宏、春菜はな、テル、せんだるか、団 時朗、二橋 進

会社がつぶれてしまい、再就職した先は女子高の用務員、夢のような職場に心踊らされるも、女教師にイビられ、人気の教師からバカにされ、とってもダメダメな男は、ある日、アマゾンに生息する毒カエルに噛まれたことで、体に異変が........ってな、どうでもエエようなエロドラマ?!(苦笑)

誰もが羨むような職場も、現実は思い描いてた妄想のようにはいかず、しかし、そんな中でも心優しい風紀委員の子に励まされ、すっかり心奪われるのだが、そんな学園に魔の手が迫り.........なんて、話の内容なんてど~でもエエわけで、要するに、いかに“爽やかにエロ”かってことやんね!(笑)

低予算の“イロもの”だけに、とっても手作り感の出た“特殊撮影”は、これでもかってくらいに学芸会ノリなんやけど、ここまでベタに来られると逆に許せてまうんよなぁ。

全編、あますところなくアホでエロでガンガンとぶっちぎり、これはこれで、きっとこの作品を手にする野郎どもの期待には沿ってるんやろうってことで.........まぁ、エエか?!(笑)

2013年1月28日 (月)

『賢く生きる恋のレシピ』

今日は、劇場未公開の作品の中からラブ・コメものをひとつ、ご紹介♪

ちょっと前に、サラ・ジェシカ・パーカーが出演シーンを編集上の理由からすべてカットされたってニュースを見て、監督さん、きっとウザかったんやろう、って妙に納得してもうたんよね(笑)

もちろん、理由はそこではないんやろうけど、彼女が売れっ子の女優ってのが、どうも個人的には理解できんのよなぁ。フィルモグラフィーをざっと見ると、あの『フットルース』に出演してたってのには多少の驚きがあったんやけど、何はともあれTVドラマの「SEX&THE CITY」がすべてなわけやんか。

そんなサラ嬢が恋愛映画でメインを張るってのはどうかと思いながら、この作品も当然ながらそんなヒロインに不満と不安を抱きつつ、エレン・ペイジが出演してるって理由だけで試してみたってわけ。

というわけで、そんな作品の感想は.........?!

賢く生きる恋のレシピ / Smart People   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ノーム・ムーロ

出演:デニス・クエイド、サラ・ジェシカ・パーカー、トーマス・ヘイデン・チャーチ、エレン・ペイジ、アシュトン・ホームズ、クリスティーン・ラーチ、カミール・マーナ

偏屈で嫌われ者の大学教授は、ある日、ケガをして病院に担ぎ込まれた。そこでかつての教え子に出会い、彼女を食事に誘うのだが...ってな、中年男の恋と家族のお話?!

父親に似て、友達のいない、孤独な娘に、自堕落でお気楽に生きる父親の義理の弟も加わり、この家族はどないなるねん......って関係ないところでハラハラしたりして(苦笑)

しかし、賢く、勉強が出来て、亡くなった母親の代わりに家事もこなすが、妙に冷めてるってな娘役を演じるエレン嬢の演技を観てると、上手いもんやなぁって思うよね。大人びた行動をしながらも、どこか背伸びしてる感じが良く出てた。

そんな彼女の頑張りも虚しく、作品自体は特に事件が起こるわけでもなく、淡々と展開するもんやから、少し盛り上がりに欠けたかなぁ(苦笑)

まぁ、愛情が大事やってのがメッセージなんやろうけど、そんな最後も少し唐突やしね。だいたい、さっぱりその魅力が理解できないサラ嬢がヒロインってところが説得力がないというか........(苦笑)

とはいえ、それほど“ダメダメ”な作品でもないだけに、もう少し配給会社が“スマート”やったら、良かったんかもねぇ........なんて!?

2013年1月27日 (日)

『テッド』

今日は、劇場で公開中の作品の中から話題作(?)をひとつ、ご紹介♪

いやぁ~、まさかまさかの興収トップ。てっきり『東京家族』が勝つと思いきや、スクリーン数の少なさも関係なく、1億以上の差を付けてぶっちぎるとは.......。隣駅のシネコンでたまたま公開してたんやけど、週末はすぐに売り切れで、仕方なく平日のレイトショーで観に行ったら、なぜか8割程度埋まってたっていう、なんとも不思議な現象になってるんよなぁ(苦笑)

監督さんが今年のアカデミー賞の司会に抜擢されたっていう話題性はあったんやけど、おそらくそれが理由ではないんやろうし、ひょっとしてテディベア好きな日本人が大挙して映画館に押し掛けたってこと??.......なんて。

そんなわけで、とりあえず作品の感想は......?!

テッド / Ted   ★★★☆☆   (2012年)

監督:セス・マクファーレン

出演:マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス、ジョエル・マクヘイル、ジョヴァンニ・リビシ、パトリック・ウォーバートン、マット・ウォルシュ、ノラ・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、トム・スケリット、ライアン・レイノルズ、テッド・ダンソン、(声)セス・マクファーレン

クリスマスに両親からプレゼントされた大きなクマの縫いぐるみ、もし話せたら親友になれるのに......友だちのいない寂しがり屋の少年の願いが奇蹟を起こし、“テディ”に魂が宿るのだが.......ってなナンセンスなコメディ?!

すっかり大人になった、かつての少年は、27年間、テディと離れることなく、親友として付き合ってきたが、成長して(?)ワルになったテディのせいで、付き合って4年になる彼女との関係がギクシャクしたのをキッカケに、互いに自立することを決意する.........ってなわけで、自堕落でエロすぎるクマの縫いぐるみと、冴えない男とその彼女の愛と友情のトライアングル......なんて?!(笑)

意表をつく設定に、キャラ立ちしすぎたクマとその相棒のダメ男、絶妙なユルさは確かに笑える要素満点やったね。しかも80年代の小ネタを小出しにしてくる監督さんのセンスは、同年代としては思わずニヤリとさせられてもうたよ。

全体としても悪くないコメディになってたのは良かったんやけど、この字幕はどないなんやろ?!

そのまま訳しても通じないってことで、一部を日本的なものに置き換えてるんやけど、違和感ありすぎて笑えんし、個人的な意見としては、そういうのは吹替え版かなにかでやって欲しかったね。当然、アメリカ人が“クマモン”や“巨人の星”で盛り上がるわけないんやし、それを字幕にしたときにどんだけ違和感があるか、考えんかね??

字幕の監修者の自己満足でやられても、ただただ興ざめなだけやんか。中途半端なことしてダメにするくらいやったら、100%通じなくても、そのままのセリフを活かして欲しかったなぁ。

まぁ、世間でこれだけヒットしてるってことは、そんなことでボヤいてるのは少数派なんかもしれんけど、なんかちょっと残念やった.......?!

2013年1月26日 (土)

『猟犬たちの夜 そして復讐という名の牙』

今日は、フレンチなところをひとつ、ご紹介♪

実は、ここ2週間くらい、過去紹介した『猟犬たちの夜 オルフェーブル河岸36番地-パリ警視庁』って作品の記事へのアクセス数が増えてて、競馬のシーズンも終わったのに、何でやろうって不思議やったんよ。そしたら、レンタル屋でその続編が出てるのを発見して、なるほどって思ったわけ。

これ、映画というわけやなく、フランスのTVドラマなんやってね。4話完結のものを前篇、後篇に分けて、レンタルしてるんよ。作品のウリは、何といっても、フランス映画界で独特のノワール作品を手掛けてるオリヴィエ・マルシャルが脚本を書いてるってとこなんよなぁ。

前作は、期待が高すぎて、もう一息やったんやけど、それでもこの手の作品での“マルシャル印”はハズしはないってことで、ちょっとワクワクしながら鑑賞してもうた。

というわけで、そんな作品の感想は.........?!

猟犬たちの夜 そして復讐という名の牙 / Flics 2   ★★★★   (2011年)

監督:ティエリー・プティ

出演:フレデリック・ディファンタール、ヤン・サンベール、カトリーヌ・マルシャル、グウェンドリーヌ・アモン、ニッキー・マルボ、アルノ・シュヴリエ、オリヴィエ・シャントロー、エリザベート・ブールジーヌ、ベルナール・ブランカン

刑務所に服役していた元刑事は、仮釈放が認められ出所し、同僚だった刑事の紹介で裏社会で幅を利かせる男と知り合うのだが.......ってな、警察組織を舞台にしたクライム・サスペンスの続編?!

正義感が強いがゆえに警察組織から弾かれた男、そんな彼に負い目を感じているかつての相棒、そんなふたりの関係に入り込む裏社会の黒幕、ハゲしい心の葛藤と善と悪のせめぎ合いが展開していくんよなぁ?!

1作目ではやや物足りなさがあったんやけど、それぞれのキャラが掴める2作目は、ドップリと話しにのめり込んでもうて、夢中になってもうたよ(笑)

マルシャルくんの盛り上げ上手な脚本が見事なのと、主演のふたりが渋いんよなぁ。特にフレデリックくんのヤサグレ具合がたまらんのですよ!?

ハゲしくぶつかり合いながら、どこか根っこのところで揺るぎない信頼の絆で結ばれた男たちの関係に、ハラハラしながら、手に汗を握りつつ、たまらなく熱くさせてくれるんよなぁ。

約200分の男臭さが匂い立つドラマには、不器用な男たちの熱い友情があるんよね!?

2013年1月25日 (金)

『東京家族』

今日は、劇場で公開中の作品の中から邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、なかなか前評判が良くて、ちょっと地味めな感じやったんで、ホンマは観に行く気はなかったんやけど、たまたま金券ショップで¥1,000以下で買えたんで、試してみたんよ。

作品は、日本を代表する映画監督さんである小津安二郎監督の『東京物語』というのをモチーフにしてるんやってね。恥ずかしながら小津作品は未開の領域なもんやから、観たことがないんよなぁ。でも、これを機に、少し勉強しようかと思う。

なにはともあれ、そんな作品の感想は.........?!

東京家族   ★★★☆☆   (2012年)

監督:山田洋次

出演:橋爪 功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木 聡、蒼井 優、小林稔侍、風吹ジュン

東京に住む子供たちに会うために、四国の島から上京してきた年老いた両親、久しぶりに顔を合わせた家族は、ひと時の団欒を楽しむのだが........ってな、とある家族の様子を描いた家族ドラマ?!

郊外の町で開業医をする長男、美容院を営む長女、そして舞台美術の仕事をやってる次男、それぞれに日常に追われ、両親を東京見物に連れて行くこともできず、ほったらかしに......ってなことで、故郷を離れ、それぞれ東京で自立した暮らしをしてる子どもたちと老親との関係や夫婦の様子を、時折コミカルな要素を織り交ぜながら、描いてるんよね。

なんや、ちょっと会話がぎこちないなぁ、なんて思いながら観てたんやけど、なるほど橋爪くんと吉行おばちゃんの“夫婦っぷり”は、味があったし、さすがやなぁって思ったよ。

家族というつながりの中で、親から子に対する気持ちと、子供から親への気持ち、そんな微妙なズレや、深い絆のようなものが描かれてるんよなぁ。

特別すごい作品と思わせるようなものはないんやけど、しっかりとツボを押さえて、丁寧に作り込まれた作品といったところなんかな。悪くはなかったね?!

2013年1月24日 (木)

『刑事ベラミー』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を務めてるジェラール・ドパルデューは、つい最近、高所得者の税金引き上げを決定したフランス政府にブチ切れて、突如、ロシア国籍を取得するって宣言し、プーチン大統領と一緒に写真に納まってたニュースがあって、ちょっとビックリしてもうたんよね。

最近は、他の映画関係者に喧嘩売ったりして、ちょっとフランス映画界の“暴走老人”的な印象があったから、まぁ、とうとう“やっちまった”かってのもあるんやけど(笑)

そんなゴシップは置いといて、これ、クロード・シャブロル監督の遺作になるらしい。ヨーロッパ映画界ではその功績が認められてて、ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠って言われてるんやけど、個人的には90年前後に作られた『主婦マリーがしたこと』や『クリシーの静かな日々』あたりを昔、観たことがあるくらいで、意外と知らなかったりするんよね。

というわけで、そんな作品の感想は........?!

刑事ベラミー / Bellamy   ★★★☆☆   (2009年)

監督:クロード・シャブロル

出演:ジェラール・ドパルデュー、クロヴィス・コルニアック、ジャック・ガンブラン、マリー・ビュネル、ヴァイナ・ジョカンテ、マリーマテロン

妻の生家のある南仏でバカンスを取っていた警視ベラミーのもとに、ある男が話があると連絡してきた。ある人物を“殺した”と言う男の話に疑問を抱きつつ、捜査するのだが......ってなミステリー?!

ちょっとワケありな男が語る謎めいた話の真相を追いかけるというミステリー要素と、男と女、兄と弟の関係という人間ドラマの要素を掛け合わせて........ってなことなんやけど、ちょっと全体の調和が取りきれんかった感じかなぁ.....。

貫禄がありすぎるドパルデューおじさんの腹回りと同様に、ちょっと作品全体の雰囲気が重たすぎるのかもね(苦笑)

そんなドパルデューくん演じる主人公がメロメロな奥さん役のマリーくんや、謎の男の愛人役のヴァイナ嬢も含め、女優陣はキレイどころが揃ってて、その点は十分に楽しめたんやけどね!(笑)

オーソドックスなフランス映画という感じで悪くはないんやけど、俺も他人のことは言えんけど、太り過ぎには注意ってなことで、作品の内容以上にメタボが気になる作品やったかな........ドパルデューの“存在感”ってこと??

2013年1月23日 (水)

『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』

今日は、ちょっとコメディ系の作品をひとつ、ご紹介♪

製作に名を連ねてるジャド・アパトーと言えば、『40歳の童貞男』の監督として一躍有名になり、その後も様々なコメデイ作品の製作や脚本を書いたりしてて、最近は彼の名前が一種の“ブランド”のようになってる感じやね。

まぁ、そのほとんどの作品が日本では劇場未公開ってことで、なかなかコメディでヒットするのは難しいってことなんやと思うけど、この作品は、そんな中で珍しく劇場で公開されたんよなぁ。アカデミー賞で助演女優賞や脚本賞でノミネートされたりして、話題になったってことなんやろうけど。

というわけで、そんな作品の感想は........?!

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン / Bridesmaids   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ポール・フェイグ

出演:クリステン・ウィグ、マーヤ・ルドルフ、ローズ・バーン、ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ、メリッサ・マッカーシー、クリス・オダウド、ジル・クレイバーグ、エリー・ケンパー、マット・ルーカス

幼なじみの大親友が結婚することになり、他のブライズメイドをまとめて、式を仕切ることになったが、トラブル続出で大騒ぎ......ってなコメディ作品?!

くだらない笑いが満載のドタバタなコメディやと思って観たら......女同士の意地の張り合いに、恋愛やら友情やらもあって、なんや思った以上に楽しめる内容やったよ。

せっかく開いたケーキ屋は閉店に追い込まれ、男運は最悪で、式の準備もうまくいかず......そんな人生のドツボにドップリはまった主人公が、悪戦苦闘しながら突き進むってな話は、適度にクダラナイ笑いを散りばめつつも、主人公にどこか共感してもうたりしてね(笑)

脚本にも携わってる、主人公を演じるクリスティンくんのダメっぷりが嫌味のない感じなのがエエんかも。脇役の個性がもう少し出ればという気もしないでもないんやけど、それでも要所で効いてて、これはこれで程よい感じってことなのかも。

女性にとって一大イベントの結婚式をネタに、30代の迷える独身女性の複雑な心境が垣間見れる、そんな話は、単なるコメディでは終わらない、なかなかの味わいがあったね!?

それにしても、ウィルソン・フィリップス.......懐かしすぎ(苦笑)

2013年1月22日 (火)

『RIVER』

今日は邦画をひとつ、ご紹介......っていうか、紹介したくないというか........(苦笑)

いやね、この作品、秋葉原の無差別殺傷事件がモチーフになってるってとで、公開当時はそこそこ話題になってたし、ちょこっと賛否両論な意見が出てることも耳に入ってて、それなりに気にはなってたんよ。

それに、廣木監督は『ヴァイブレーター』って作品で寺島しのぶと大森南朋の演技を見て、こんな作品を作れるひとがいてるんやって思ったくらいなんよなぁ。まぁ、その後の作品は『きみの友だち』は良かったんやけど、『雷桜』にしても『軽蔑』にしても、ちょっと大概な感じやったから、どうかという気持ちもあったんやけど。

それにしてもなぁ........というわけで、感想は........?!

RIVER   ☆☆☆☆   (2011年)

監督:廣木隆一

出演:蓮佛美沙子、根岸季衣、田口トモロヲ、中村麻美、尾高杏奈、柄本時生、菜葉菜、小林ユウキチ、小林優斗

秋葉原の事件で大切なひとを失った女の子は、彼がよく来ていた秋葉原の街を彷徨いながら、様々な人たちと出会うのだが.......ってな喪失と再生の物語?????

ふぁ~、久しぶりにブチ切れてもうたよ。映画を観て、こんなに腹立たしく思ったのはいつ以来やろ。ホンマ、なんなんやろね(苦笑)

長回しのハンディで主人公を追いながら、悲しみを背負った姿を映し出す、そんな演出は分からんでもないんよ。辛いながらも前に進まなって思いながら、躊躇してる主人公の気持ちも分からんでもない。しかし、そこから東北の震災に行くのはどないやの??

明らかに当初は予定なかったんやけど、完成する前に震災が起こったから、映像作家としてはほっとけずに、手を出してみました、っていう取ってつけた感アリアリな映像は、この作品にホンマに必要やったんやろか?

震災の惨状をカメラに記録したいのであれば、別に真摯な気持ちでカメラを構えて作品を作ったらエエわけで、東京出身の若い役者連れて、瓦礫の中を歩かせて、その映像を垂れ流す、その気持ちがまったく理解できんかった。

しかも、無理やり挿入した結果、その直後に続くラストシーンの“KY”なこと。物語のテーマのはずの“再生”を感じるどころか、腹立たしさしか出てこんかった。こんなツナギ方ができるのは、相当の無神経さがないとアカンやろうと思うんよ。

なんや怒りがおさまらんのやけど、キリがないんでココいらで..........しかし、これはアカンで、ホンマに。

2013年1月21日 (月)

『ある秘密』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、昨年の春に、劇場未公開のフランス映画を取り上げた特別上映作品のひとつやったらしい。実話が基になった話ってことで、本国フランスではセザール賞で11部門においてノミネートされ、助演女優賞を受賞したってことで、かなり話題になった作品らしい。

個人的な見どころとしては、着実に女優としての実力をつけてきたセシル・ドゥ・フランスと、フランソワ・オゾンの手を離れ、フランスの若手女優の中では貫録さえ感じさせるようになったリュディヴィーヌ・サニエの組み合わせってのが楽しみやったんやけどね。

というわけで、そんな隠れた話題作(?)の感想は........?!

ある秘密 / Un Secret   ★★★☆☆   (2007年)

監督:クロード・ミレール

出演:セシル・ドゥ・フランス、リュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アルマリック、パトリック・ブリュエル、ジュリー・ドパルデュー、イヴ・ジャック、ヴァランタン・ヴィグール、ナタリー・ブトゥフ、イヴ・ヴェルフーヴァン

両親と暮らすひ弱な少年は、幼い頃から自分には兄がいると思い込み、想像の中で作り上げた兄の姿を追いかけていた。そんなある日、屋根裏のトランクの中から縫いぐるみを見つけ.......ってな、ある家族の秘密を描いたドラマ?!

親の期待に応えられずに苦しむ少年、厳しい父、そして美しく優しい母、両親が語らない家族の秘密......運動神経抜群の父と元モデルの美しい母、一見すると完璧な家族に隠された悲しい過去、ナチス占領下のユダヤ人迫害がもたらした悲劇を、じっくりと描いてるんよね。

普通は現在をカラー映像に、過去を白黒にするところを敢えて逆にして、歴史のうねりに翻弄され、悲しみを背負った一家の苦悩を際立たせてるんかな。

好みの分かれるところやとは思うんやけど、淡々とした流れのなかで、男と女の微妙な心情を描くあたりが、フランス映画らしい味わいやった。

忘れることで前に向かって一歩を踏み出した、それは誰が悪いというわけでもなく、悲しみを乗り越えるための必然やったんかなぁ........戦争の悲劇を背負ってるのは、実際に苦しんだひとりひとりなんよね?!

2013年1月20日 (日)

『カラカラ』

今日は、劇場で公開されてる作品の中から、カナダと日本の合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品を作った監督さんは、どうやら日本が大好きらしく、長編デビュー作は、京都を舞台にした作品やったらしい。この作品も、沖縄に2年間滞在した時に、構想を練ったってものやったんやって。

単なる日本好きってだけやなくて、この作品はモントリオール世界映画祭で観客賞を受賞したみたいで、監督さん自身は、これまでもモントリオールにとどまらず、ベルリン映画祭やセザール賞でもノミネートされたりして、評価されてるらしいんよ。

主演のカナダ人の俳優さんも、これまでにカナダのアカデミー賞にあたるジニー賞を2度も受賞してる、本国では有名なひとなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........?!

カラカラ / Karakara   ★★★☆☆   (2012年)

監督:クロード・ガニオン

出演:ガブリエル・アルカン、工藤夕貴、富田めぐみ、あったゆういち

定年退職して気功の講座を受講するために沖縄に来ていた初老の元教師は、道に迷った時に日本人の女性と知り合い、ワケあって一緒に沖縄を旅することに.......ってな、人生を見つめ直す“癒し”のドラマ?!

生きる目的を見失って途方に暮れてる男と、夫の暴力で行き場のない主婦、年齢も違えば国籍も違う、そんなちょっと不思議な男女が偶然に出会い、旅をする様が、ゆったりと描かれてるんよね。

それぞれに自分の中で問題を抱え、時に相手とぶつかり合いながら、互いに影響し合いながら、沖縄の自然の中で答えを見つけていく、そんなドラマには、“生きる”ってことを考えさせてくれるんよなぁ。

工藤夕貴の役柄が、これまでの典型的な大人しい日本人女性やなくて、感情の起伏がハゲしい(感情だけやなくて、あちらも.....(笑))ところが意外やったんやけど、ガブリエルおじさんの役柄と対照的なところが、メリハリが出て逆にエエんやろね。

何気ない、美しい風景をバックに、心地よく三線の音色と時折ピアノやベースでジャジーな雰囲気を織り交ぜながら奏でられるドラマは、じんわりとした味わいがあったかな。

人生に疲れて迷った時は、少しノンビリして自分を見つめ直す.......そんな心の洗濯って必要やよなぁ.......あぁ、自然に癒されたい.....?!(苦笑)

2013年1月19日 (土)

『LOOPER/ルーパー』

今日は、劇場で公開中の話題作(?)をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国アメリカでの評価も上々らしく、残念ながらアカデミー賞にはかからなかった(もともとSFものは弱いからねぇ.....)ものの、放送映画批評家協会賞なんかではいろいろとノミネートされて、注目を浴びてたみたいやね。

そんな作品に主演のジョセフ・ゴードン=レビットは、『(500)日のサマー』の頃からイチオシで応援してるんやけど、今回はブルースおじさんに似せるために鼻筋を“微調整”して頑張ってるって聞いて、ちょっと楽しみにしてたんよ。

というわけで、そんな注目の作品の感想は.............?!

LOOPER/ルーパー / Looper   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ライアン・ジョンソン

出演:ジョセフ・ゴードン=レビット、ブルース・ウィリス、エミリー・ブラント、ポール・ダノ、パイパー・ペラーボ、ノア・セガン、ジェフ・ダニエルズ、フランク・ブレナン、ギャレット・ディラハント

近未来の世界で、さらにその30年後に発明されたタイムマシーンにより送られてくる者を処刑する仕事“ルーパー”をやっている男の前に、ある日、未来から送られて来た30年後の自分が.......ってなSFアクション?!

現在の自分が未来の自分を射殺する、そんな不条理な設定をSFで調理した話は、なるほど興味深いものがあったかな。

ただ、どうしても、この手のタイムトラベル系の話ってのは、どこでツジツマを合わせるかが難しく、未来の自分に出会った時点で未来は書き換えられるわけやから......なんてことを考えだすと、なんともケツの座りが悪くなってまうからアカンね(苦笑)

そんなツマヅキを覚えつつも、個人的には、主演のジョセフくんとブルースおじさんの絡みに期待してたんやけど、そういう意味では楽しめたかな。エミリー嬢もキュートやったし.....って、そこかいな?!(笑)

まぁ、いろいろとツッコミたくなる気持ちはあるんやけど、あまり考えすぎることなく、シンプルな気持ちで観ると、楽しめるのかもなぁ.......きっとね?!

2013年1月18日 (金)

『理由』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、すっかり売れっ子になった宮部みゆきが直木賞を受賞した小説なんやってね。といっても、原作は未読なんやけど.....。

もともとはWOWOWのテレビ映画ってことやったのが、劇場でも公開されたらしい。パッケージを見ると、海外の賞レースにも出したって書いてあったのが目に留まって、なんとなく興味が湧いたんよなぁ。

聞くところによると、昨年の春あたりに、同じ原作を使って、TBSで別のキャストでドラマを作ったんやってね。そちらもこの作品と同様に、豪華な顔ぶれが揃ったようで?!

そんなわけで、作品の感想は.........?!

理由   ★★★☆☆   (2004年)

監督:大林宣彦

出演:村田雄浩、寺島 咲、岸部一徳、久本雅美、風吹ジュン、山田辰夫、渡辺裕之、渡辺えり子、柄本 明、加瀬 亮、古手川祐子、多部未華子、ベンガル、伊藤 歩、石橋蓮司、麿 赤兒、小林稔侍、宮﨑あおい、宮﨑 将、勝野 洋、根岸季衣、裕木奈江、中江友里

暴風雨の夜に高層マンションで起こった殺人事件、その日、何が起こったかを様々な関係者に取材するというインタビュー&再現ドラマの形式で、徐々に事件の謎に迫るってな、サスペンス?!

事件の第一発見者、マンションの管理人、被害者の家族、容疑者の家族、近所の住人、所有者、不動産屋、弁護士.......事件の背後にある複雑な人間模様を、当事者たちの語りをつなぎ、徐々に事件の真相を明らかにしていくんよね。

大ベテランから若手まで、実に贅沢な出演陣が揃ったもんやよなぁって、まずはそこに感心してもうたよ。まぁ、中には出しゃばりすぎな女芸人とか、ちょっとなぁってのもあるんやけど、宮﨑兄妹の共演とか、多部くんの初々しい演技なんかもあったりして、役者の演技という点では色々と楽しめたかな(笑)

内容の方も、直接の関係者以外でも、間接的に事件に係わるひとなんかもいて、そんな彼らの“物語”ってのもあって、結構、気がつくとのめり込んで観てたみたいで、160分っていう尺も思ったより長くは感じんかったかな。

ひとつの事件でつながる人の輪、ニュースの見出しだけでは語りつくせない人生模様ってのがあるのかもなぁ........原作もよく知らず、期待してなかっただけに、なかなか悪くない作品やった!?

2013年1月17日 (木)

『ベルフラワー』

今日は、ちょっと個性的な作品をひとつ、ご紹介♪

これ、監督さんが自らの体験を基にして作った話を自主製作で作った映画ってことで、インディーズの香りがプンプンとする作品なんよ(笑)

そんな低予算な映画を評価するインデペンデント・スピリット賞のジョン・カサヴェテス賞でノミネートされたってことらしく、他の映画祭(マイナーなものではあるが)でも賞を獲ったりノミネートされたりしてたみたいで、それなりに注目されたみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は........?!

ベルフラワー / Bellflower   ★★★☆☆   (2011年)

監督:エヴァン・グローデル

出演:エヴァン・グローデル、ジェシー・ワイズマン、タイラー・ドーソン、レベッカ・ブランデス、ヴィンセント・グラショー、ザック・クラウス、キーガン・ハースト

世界に終末が来たときに、マッドマックスに出てくる悪役のように支配者となることを夢見て、火炎放射器の製作に打ち込む2人の若者。そんな彼らは、ある晩、バーで女の子たちと知り合い、恋に落ちるのだが......ってな、ちょっと歪んだ青春ドラマ??

現実と向き合わず、仕事もせずに酒をあおり、恋に溺れる、そんな退廃的な日々の果てに迎える結末を、ちょっとシュールに描くってとこなんかな。

話の内容としては、一瞬にして燃え上がる恋の炎が、やがて憎しみに姿を変えるってなことを、少しドラマチック(?)に映し出すってことで、取り立ててどうってことはないんやけど、脚本、製作に主演までこなす監督さんのこだわりは十分に伝わってきて、音楽の使い方にしても個性があって、なかなか雰囲気のある作品に仕上がってたね!?

作品全体に見られる、どこか重苦しくて、ザラザラした感じが妙に気になってもうて、最後まで引き込まれてもうたかな。

まぁ、万人受けするような作品ではないんやけど、何となくこの監督さんの次に期待してまうような、そんな気分になったね?!

2013年1月16日 (水)

『バーク アンド ヘア』

今日は、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

イギリス映画と言っても、監督さんはアメリカ人で、かつてカルト的人気を博したジョン・ベルーシ&ダン・エイクロイド主演の『ブルース・ブラザース』を監督したひとで、他にはエディ・マーフィーの全盛期に『星の王子ニューヨークへ行く』なんてのも、そこそこコメディとしては、ヒットしてたっけか?!

そんな監督さんよりも、この作品に関しては主演のサイモン・ペッグとアンディ・サーキスに注目やったんよね。クセモノの役者のサイモンくんと、ロード・オブ・ザ・リングのシリーズでゴラムを演じて絶賛されたアンディくん、そんなふたりの掛け合いを期待したんやけど.....。

というわけで、そんな作品の感想は.........?!

バーク アンド ヘア / Burke And Hare   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ジョン・ランディス

出演:サイモン・ペッグ、アンディ・サーキス、トム・ウィルキンソン、アイラ・フィッシャー、ビル・ベイリー、ティム・カリー、ジェシカ・ハインズ

19世紀のスコットランド、街にある対立する2つの医学校が解剖用の死体を巡って争い、死体が高く売れることを知った貧乏な2人組の男は、あの手この手で死体を手に入れ、稼ごうとするが.......ってな、実際にあった事件をモチーフに、コメディ調で描かれる犯罪ドラマ?!

金に困った男たちが、稼ぐ方法を知って、次第にエスカレートして“死体を作る”ことに......ってなことで、主演のサイモンくんとアンディくんの個性を前面に出しつつ、コミカルにってことやったんやろうけど、悪くはないものの、もうひとつ突き抜けきれないものがあったかなぁ。

それなりに豪華な面々が揃っただけに、期待が大きすぎて、イマイチ感が残ってもうた感じやったね?!

2013年1月15日 (火)

『ふるり』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、実は映画として劇場公開されたわけやなくて、カテゴリーとしては“オリジナル・ビデオ”ってことになるらしい。でもって、そんなそんな劇場公開にこぎつけられなかった作品ばかりを集めた「お蔵出し映画祭」なるものが、広島の尾道市、福山市で年に1回開催されてるらしく、そこで観客賞を受賞したって作品なんやって!?

ヒロイン役の小山田くんは、ちょっと地味やけど地道に頑張ってる女優さんやし、この当時は子役やった本郷くんと言えば、『GANZ』で注目されてたやんね。個人的には、阿部 寛が主演の『青い鳥』での生徒役が印象に残ってるんやけど。あと、元おにゃんこの国生くんとか......ってのは、どうでもいいか(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........?!

ふるり   ★★★☆☆   (2005年)

監督:小出正雪

出演:小山田サユリ、本郷奏多、伊藤裕子、国生さゆり、マイク眞木

契約社員としてOLをやってる28歳の独身の女、スチュワーデスになる夢は破れ、ただ漫然と日々を過ごす毎日だったが、ある日、風変わりな少年と出会い、ナゾナゾ勝負に勝ったら夢を叶えてあげると言われ........ってな、ファンタジー調の人生見つめ直しドラマ?!

恋も仕事もサッパリで、人生に夢も希望も見いだせずに生きてる無気力な主人公は、少年の出すナゾナゾの答えを探しながら、見失ったものを見つけ出すってな話なんやけど、これ、なんか“ほのぼの”してて、それでいて心温まる感じもあったりして、なんかエエんよ。

主演の小山田くんの、ちょっと“ビミョー”な魅力が、徐々にクセになってきて、それはきっと主人公が徐々に変化していくところで、観てる側もそんな様子に自然と惹きつけられていくからなんやろうと思う。

まぁ、話の流れとしては、何となく想像できる範囲のことではあるんやけど、ちょっと軽快で、さらりと心に触れてくる、そんな感じが嫌いやないんよなぁ。

あぁ、オレも宝くじを当てる夢ばかり見てるんやなくて、ホンマの夢を見て生きていかんと......ね!?(笑)

2013年1月14日 (月)

『96時間/リベンジ』

今日は成人の日ってこともあって、大人になって家庭を持ったら、こんなオヤジにならんとねっていう作品を.......ご紹介??

リーアム・ニーソンがアクションかよって思った前作『96時間』、まさかの続編ができるとは.......リュック・ベッソン恐るべしやねぇ。聞くところによると、主役のニーソンくんもオファーを受けて驚いたって言ってたらしい(笑)

それ以上に、1作目で原題を完全に無視して“96時間”ってアホな邦題を付けてもうた日本の配給会社は“やっちまったなぁ~”って思ったことやろう。完全に96時間は関係ないし、この作品の中で「アナタ、娘が連れ去られて72時間で見つけてしまったじゃない」なんてことを言われてまうわけやからね(苦笑)

まぁ、そんな赤っ恥なひとたちは置いといて、ベッソンくんが盟友のオリヴィエ・メガトン(ちょっと前に紹介した『コロンビアーナ』の監督さん)を監督に起用した作品の感想は.........?!

96時間/リベンジ / Taken 2   ★★★☆☆   (2012年)

監督:オリヴィエ・メガトン

出演:リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、ラデ・シェルベッジア、リーランド・オーサー、ジョン・グライス、ルーク・グライムス、アラン・フィグラルツ

前作で、娘を連れ去られた怒りで暴走した(?)オヤジにボコボコにやられた悪党の父親が、復讐のために元CIAの工作員の男とその元妻と娘を狙う.......ってなサスペンス・アクションの続編?!

いやぁ~、60歳の還暦を迎えて、アクション俳優に目覚めたニーソンおじさん、やってくれまんなぁ。前作と同様に、イスタンブールの街で大暴れってかぁ♪(笑)

久しぶりに元妻と娘と一緒に休暇を楽しむはずが、囚われの身となって、それでも妻と娘を救うためにドカーンとね!!

とにかくアクションに勢いがあって、飽きさせないところがエエんよ。カーチェイスあり、銃撃戦あり、殴り合いあり、あらゆる方法で盛り上げまくるキレっぷりが、観てて清々しくなるやんか。まぁ、ちょっとヤリすぎ感はあるんやけど、分かりやすいところが嫌いやなかったりして。

そんでもって、ニーソンくんの存在がエエんよなぁ。頑固オヤジが愛する者を守るために、悪に屈することなく立ち向かう、う~ん、見事な家族愛やねぇ(笑)

ニーソンくん的には“もうエエよね”って感じらしいんやけど、噂によるとベッソンくんは第3弾の構想を練ってる最中とか.......あるかも??

2013年1月13日 (日)

『渾身 KON-SHIN』

今年最初に紹介する劇場鑑賞作品は........ちょっと意表をついて(?)邦画から?!

この作品を観る予定はなかったんやけど、たまたまYahoo!のユーザーレビューかなにかで評価が良くて、ちょっと主役に不安を感じたものの、ひょっとして新年早々、当たりかも......なんて淡い期待を抱きつつ、試してみたんよね。

この監督さんは、中井貴一が主演の『RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語』のひとで、他にも監督の出身地を舞台にした『うん、何?』って作品も作ったりしてて、今回も地元をフィーチャーしたってな話を聞いて、なおさら楽しみやったんやけど.......エイベックスが出しゃばらんかったら.......(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....?!

渾身 KON-SHIN   ★★★☆☆   (2012年)

監督:錦織良成

出演:伊藤 歩、青柳 翔、甲本雅裕、笹野高史、中村嘉葎雄、財前直見、長谷川初範、宮崎美子、井上華月、中村麻美、真行寺君枝、松金よね子

島根県の隠岐の島で、20年に1度開催される古典相撲の大会、そこで地区の代表として出場する男には、負けられない理由があった......ってな、守り継がれる伝統の中で家族の絆を描くってとこなんかな?!

いやぁ~、隠岐の島って自然の美しい、いい島やね。昔からの風習が今も残ってて、どこか牧歌的な雰囲気の漂う感じで、景色を見てて癒されてもうたよ(笑)

でっ、肝心の映画の中身はというと、一度は島を出た男が、故郷を離れられずに戻ってきて、相撲を通して島への愛情や家族への想いをぶつけるってなところで、話自体は悪くないんやけどねぇ..........う~ん、別のキャストで観たかった........!!(苦笑)

なんで主役にこの二人を選んだんやろね。伊藤くんの演技って、どうしてこう浅いんやろなぁ.......単に観る側の好みの問題なんやろか。ぎこちない仕草に、無理に作った表情、結局、役に入り込むほど消化しきれてないんやろうって思うんよ。

そんな彼女の相手をする彼は、島を愛してるわりに、ずっと標準語的なしゃべりで、無表情な演技を続けるし.......北海道の出身なのは分かるけど、役者は演じてなんぼやからね?!

島への愛着と家族愛がテーマのはずが、結局、よそ者がソワソワと演じてたら、ドラマが伝わってこんと思うんやけど........。脇役の甲本くんの弾け具合や、笹野くんの渋さに押されて、メインがぼやけてもうたのが残念やったね。

ちょっと“和風なロッキー”的な要素が良かったりもして、それなり盛り上がるんやけど、メインキャストに感情移入できないために、観終わった感想として残ったのは、隠岐の島に行ってみたいなぁってことぐらいやった.......残念?!(苦笑)

2013年1月12日 (土)

『オペラハット』

今年のアカデミー賞のノミネーションが発表されて、いよいよ賞レースのクライマックスに向けて盛り上がってきたところ(?)で、過去の受賞作を紹介ってなわけでもないんやけど、今日は名作をひとつ、ご紹介♪

この作品は第9回(1936年)のアカデミー賞で5部門でノミネートされ、作品賞や主演男優賞では受賞を逃したものの、フランク・キャプラが監督賞を受賞したんよなぁ。

フランク・キャプラと言えば、以前に紹介した『スミス都へ行く』『素晴らしき哉、人生!』といった作品を監督したひとで、深い人間描写と心温まるストーリーで楽しませてくれる、お気に入りの監督さんなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

オペラハット / Mr.Deeds Goes To Town   ★★★★   (1936年)

監督:フランク・キャプラ

出演:ゲイリー・クーパー、ジーン・アーサー、ジョージ・バンクラフト、ダグラス・ダンブリル、ライオネル・スタンダー、レイモンド・ウォルバーン、ウォルター・キャトレット、H・B・ワーナー、メイヨ・メソット

母親の兄弟だった大富豪が事故で亡くなり、その遺産を相続することになった田舎町に住む男は、NYにやって来るのだが.......ってなドラマ?!

突然に人々の注目を浴びることになった男と、そんな彼を取材するために偽名で近づく女性記者、そして莫大な遺産をめぐる争いが生じ......ってな感じで、コメディの要素を持ちつつ、そこに恋愛ドラマと人間ドラマをいい塩梅に組み合わせた内容になってるんよね。

恋愛ドラマだけを見れば『ローマの休日』の逆パターンのような設定ではあるんやけど、そこから主人公の人間性に焦点を当てて盛り上げるあたりが、なかなか秀逸なんよ。

でもって、そんな主人公を演じるゲイリー・クーパーが男前で、ちょっとナイーブでありながら真っ直ぐな男を魅力的に演じてるんよなぁ。

まぁ、個人的には、ちょっとヒロインの魅力がイマイチな感もあるんやけど、キャプラ監督らしい、最初から最後まで楽しめる、いい作品やと思う!?

2013年1月11日 (金)

『The 有頂天ホテル』

今日は、邦画をひとつ、ご紹介♪

というわけで、別に理由はないんやけど、何となく2週連続で三谷作品を取り上げてみようかってことで、日本アカデミー賞で11部門でノミネートされたってシロモノ(結果は、ひとつも受賞せんかったんやけど.....)をね!

公開当時は、いつものように結構な話題になってたわけやけど、まぁ、考えてみたら、これだけの役者が一同に会する作品なんて、そうはないわけやから、話題になって当然といえば、それまでなんやけど。

でもって、例のごとく、賛否両論で、好きな人はとことんオシで、楽しめないひとは全然ムリってなことで、個人的には、これまた後者な印象やったんよなぁ(苦笑)

というわけで、とりあえず作品の感想は........?!

The 有頂天ホテル   ★★★☆☆   (2005年)

監督:三谷幸喜

出演:役所広司、松たか子、佐藤浩市、唐沢寿明、香取慎吾、生瀬勝久、西田敏行、篠原涼子、戸田恵子、麻生久美子、YOU、オダギリジョー、角野卓造、寺島 進、川平慈英、近藤芳正、伊東四朗、津川雅彦

大晦日の夜、とある高級ホテルを舞台に繰り広げられる一騒動を描いた物語。カウントダウン・パーティーに向けて大忙しのホテルの従業員たち、そこにスキャンダルで身を隠す政治家や、社長の愛人、怪しい芸能プロダクションに自殺願望の演歌歌手、個性的な客が入り乱れて......大騒ぎ!?

いやぁ、これまた豪華な役者を揃えたもんやよなぁ。三谷作品と聞いて集まるんやろうけど、これだけ集まるとギャラはどないなってるんやろうって心配になったりして......(苦笑)

肝心の作品の内容はというと、少しズレた会話で細かく笑いを誘いながら、ありえないキャラクターでおかしな世界を作り上げる、いかにも三谷監督らしい作りってことなんやろね。

ただ.......それが作品の評判に直結するほどオモロイかってことに関しては、ちょっと疑問が残ってもうたなぁ。笑いのツボはひとそれぞれってことなんかもしれんけど、これ、ホンマに笑えるんやろか??

群像劇ってのは個々の役者の力量が問われるわけやけど、さすがと思わせる人もいれば、オイオイってのもいたりして、特にひどかったのは、川平慈英の“ひとりミュージカルinシネマ”かな。それと、元歌手なのに下手くそなYOUの歌♪

結局のところ、あまりにも狙いすぎた“笑い”のせいで、気分がシラケてもうて、さっぱり笑えんところに、コメディだけにやりきれない気持ちがあるんよなぁ...........!?(苦笑)

2013年1月10日 (木)

『瞳は静かに』

今日は、アルゼンチンの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、これが初監督作品らしいんやけど、そのテーマに選んだのが、自分自身が体験した軍事政権時代の話やったってことらしい。

アルゼンチンって国は、マラドーナやメッシといったフットボールの選手で有名で、南米ってことで、どこか陽気で愉快な国って80年代始めにイギリスとの戦争に負けるまで、軍が支配していた国で、様々な弾圧によって人々が苦しい思いをしてた時期があったんやって。

そんなこともあってか、アルゼンチンの映画って、国に対して思う浮かべるイメージと反対に、印象としては、意外とシリアスなものが多いように思うんよね。そういった過去の歴史や当時の苦悩ってのが、人々の心の中に残ってるのかなぁ、なんて思ったりもするんよなぁ。

というわけで、そんなアルゼンチンで作られた作品の感想は........?!

瞳は静かに / Andres No Quiere Dormir La Siesta   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ダニエル・ブスタマンテ

出演:ノルマ・アレアンドロ、コンラッド・バレンスエラ、ファビオ・アステ、セリーナ・フォント、エセキエル・ディアス、マルセロ・メリンゴ

母親と兄と3人で楽しく暮らしていた少年だったが、ある日、母親が事故にあって亡くなり、別居していた父と祖母と一緒に暮らすことになったのだが.......ってな、70年代の軍事政権下のアルゼンチンを少年の目を通して描いたドラマ?!

幸せだった世界が突如として崩れ去り、厳しい父親に次第に反発する少年を使って、大人の世界に翻弄される子どもの心情を描いてるんかな。

全体的に淡々としたドラマの構成になってるんやけど、そんな中で、無邪気に日々を送ってた子どもが、少しずつ“大人の事情”を知りながら、周囲の人たちとの関係に抵抗する様が、丁寧に描かれてた。

真っ直ぐな視線で大人たちを見つめ、静かな怒りを表現する少年の演技が、なかなか秀逸やったね!?

地味な作品ではあるんやけど、悪くはなかったかな。

2013年1月 9日 (水)

『キラー・エリート』

今日は、正月疲れをぶっ飛ばすため(?)に、ちょっとアクション系の作品をひとつ、ご紹介♪

ガイ・リッチーの作品で知って以来、ずっと追いかけてるジェイソンくん、巷で流行りの“○○すぎる~”って言い方でいうと、“セクシーすぎるハゲ”ってな感じなんやけど、その出演作って、驚くくらい未公開率が少ないんよなぁ。

ちょっとB級な作品でも劇場公開されてるってところを見ると、日本での人気は定着してるってことなんやろうし、今、「アクション俳優は?」って質問をしたら、ヴァンダムやセガールよりも上ってことなんかもね。

そんなジェイソンくんが気合を入れて暴れまくる作品の感想は........?!(笑)

キラー・エリート / Killer Elite   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ゲイリー・マッケンドリー

出演:ジェイソン・ステイサム、ロバート・デ・ニーロ、クライヴ・オーウェン、イヴォンヌ・ストラホフスキー、ドミニク・パーセル、エイデン・ヤング、ベン・メンデルソーン

“引退”して1年、静かな暮らしをしていた腕利きの殺し屋だったが、囚われの身となった、かつての同僚を助けるため、代わりに仕事を受けるハメに.......ってな、実話を基に作られた(?)サスペンス・アクション?!

世界屈指のエリートであるイギリス陸軍特殊部隊(SAS)の隊員を事故に見せかけて殺す、そんな無茶な依頼に挑む、“ハゲのカリスマ”ことジェイソンくんの気合い十分なアクションに心踊らされる、そんな作品やったね!?(笑)

中東のオイル・マネーを巡る陰謀を軸にしながら、殺し屋と敵対する組織の攻防を前面に出しつつ、スリリングに描くってなことで、なかなか手に汗握る展開やったよ。

まぁ、何といっても見どころは、ハゲしいアクションをキレキレに演じるジェイソンくんなわけで、そのモテっぷりも含めて、十分にハゲを楽しませるデキやったね!(笑)

どこまでガチの話なのかは、よう分からんのやけど、アクション重視に終わらずに、内容にもこだわってるあたり、良かったと思うんやけどなぁ。

しかし.....さすがのデ・ニーロもジェイソンくんと並んで走ると、ちょっと足元が怪しい感じやったなぁ......考えたらもう70歳近いわけやからね.......?!

2013年1月 8日 (火)

『はさみ hasami』

今日は、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を務める池脇千鶴って女優さんは、シリアスなものからコメディ、現代劇から時代劇まで、なかなか幅広く活躍してるやんね。それほど大きなインパクトを残すわけでもないんやけど、それなりに存在感があるところが、この世代の女優さんの中では評価されてる方で、こうやって色んな作品で重宝されてるんやろなぁって思う。

個人的な好みでいうと、役者として嫌いではないんやけど、たまに違和感を感じることがあって、“彼女が出てるから観よう”っていうほどの思い入れは、まだ持てないかったりするんよね。

というわけで、この作品もなんとなく手にしてみたんやけど、とりあえず感想は.......?!

はさみ hasami   ★★★☆☆   (2010年)

監督:光石富士朗

出演:池脇千鶴、徳永えり、窪田正孝、なんしぃ、綾野 剛、竹下景子、石丸謙二郎、白石まるみ、烏丸せつこ、樋浦 勉

美容師と理容師を育てる専門学校で教えている若い女教師は、いろいろと悩みを抱える生徒たちを励ましながら、彼らの資格取得のために奮闘するのだが.......ってな、先生と生徒を描いたドラマ?!

人付き合いが苦手の、元ひきこもりの青年、うまくカットができずに自信を失った女の子、奨学金をもらって夢に向かって頑張る女の子、それぞれが人生に迷い、挫けそうになるところを、そんな彼らと真剣に向き合い、手を差し伸べる熱血教師......まぁ、描きたいことは分からんでもないんやけど.......?!

残念ながら、話の作り方や、演出の仕方が、どうも白々しすぎて、取ってつけたような展開に、なんなんやろなぁって思ってもうたよ(苦笑)

躓きながらも、一歩ずつ前に進む、そんな青春の1ページをってことなんやろうけど、これだけ手垢がつくと、ちょっと引いてまうよなぁ。

主役の池脇くんも、いつもどおりで悪い演技ではないんやけど、前向きさだけが強調されてもうて、キャラの深みが感じられへんかった。そんなこともあってか、作品としては、なんか中途半端さしか残らんかった......?!(苦笑)

2013年1月 7日 (月)

『イリュージョン』

今日は、劇場未公開の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんはポーランドのひとらしく、パリを舞台に、アメリカ人やイギリス人、フランス人の役者を使って作った、とってもインターナショナルな作品らしい。まぁ、ポーランド出身といっても、イギリスをベースに活動してる感じみたいなんやけど。

主役を務めてるイーサン・ホークと言えば、あの『いまを生きる』でとってもナイーヴな青年を演じてたわけやけど、そんな彼もこんなオヤジに.......なんて思うと、なんや自分も年を取ったなぁって思ったりして(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

イリュージョン / The Woman In The Fifth   ★★★☆☆   (2011年)

監督:パヴェル・パヴリコフスキー

出演:イーサン・ホーク、クリスティン・スコット・トーマス、ヨアンナ・クーリグ、サミール・ゲスミ、デルフィーヌ・シュイヨー、ジュリー・パピヨン、ジェフリー・キャリー

接見禁止の妻と娘に会うために、彼らが住むパリにやって来た小説家の男は、とあるパーティーで魅力的な未亡人と出会うのだが.......ってなサスペンス?!

場末のカフェの上にある安宿に住み込み、ちょっと怪しい仕事を世話してもらいながら、娘に会いに行く一方で、未亡人に惹かれていくが......ってなわけで、ちょっとミステリアスな雰囲気が漂う作品やったかな。

妙に野太い声で“くたびれた男”を演じるイーサンくんは、主役ということで、それなりに頑張ってたね。その相手役のクリスティンくんは、どこかミステリアスな臭いがプンプンとする、そんな役どころを、地味ではあるんやけど、いつもながらの演技力で演じてた。

ただ、これ作品としては、どうもスッキリとせん感じで、まぁ、やりたいことは何となく分からんでもないんやけど、オモロイかって言われると、そこまでのクオリティはないように思うんよ。

ちなみに原題は“5階の女”で、そこが話のカギになるだけに、「マリックかいな....」ってツッコミを入れたくなるような題を付ける必要があったのか、ちょっと疑問かな?!(苦笑)

2013年1月 6日 (日)

『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、洋画をひとつ、ご紹介♪

どういうわけか“不気味な白塗りの男”に惚れたばっかりに、幼馴染の“毛深い野生派の男”をフリ、ついには自分もヴァンパイアになって親を泣かせてしまう、そんなちょっと頭のイタイ女の子の恋愛ドラマも、『トワイライト~初恋~』『ニュームーン/トワイライト・サーガ』『エクリプス/トワイライト・サーガ』『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』と来て、ついにラストに.......!

というわけで、最初からどうでもよかったんやけど、ついに最後まで付き合ってもうたよ。もちろん、行きつけのシネコンのポイントが貯まってたんで、身銭は一銭も払うことなく、とりあえず観てからやないと言いたいことも言えんやろってことで、観てきたんよね。

トワイライトを否定しながらも、ある意味、どっぷりとその世界に腰かけてるってことは、一種の“トワイライター”かって自嘲しながら、若者にまじって鑑賞した作品の感想は.........?!

トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2 / The Twilight Saga: Breaking Dawn - Part 2   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ビル・コンドン

出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティソン、テイラー・ロートナー、ビリー・バーク、ピーター・ファシネリ、エリザベス・リーサー、アシュリー・グリーン、マイケル・シーン、ダコタ・ファニング、マッケンジー・フォイ、キャメロン・ブライト、ラミ・マレック

ついに最愛の人エドワードの手により転生し、ヴァンパイア・ライフをウキウキで(?)始めたヴェラだったが、生まれた子どもはなぜか急速に成長し、また、その子が種族を滅ぼす者だという情報を得たヴァンパイアの世界に君臨する一族がやって来て.......ってな、シリーズのラストを飾るドラマ?!

いやぁ~、最後も期待を裏切ることなく、見事なまでにツッコミどころ満載のドラマに仕上がってたね!(笑)

これだけ映像技術が進歩した中で見せるアクション・シーンは特に秀逸(=最低)で、見事な(=ムチャ安っぽい)ワイヤー・アクションには感動すら覚えたよ(苦笑)

それに、1作目の無意味なヴァンパイアたちによる草野球シーンを彷彿とさせる、白熱の腕相撲シーンでは、(アホらしさに)拳を熱くしてもうた?!

これまでの甘ったるいだけの“ままごと恋愛ドラマ”に、新たにエロやらグロを混ぜ合わせて、感動のラストへ......って思ったかどうかは知らんけど、結果的には最後の最後まで、どうでもエエようなグタグタ感でやり切ったってことが、このシリーズのスゴイところなんかもなぁ(苦笑)

これで確実に今回もラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ノミネート間違いなしってことで、うん、鉄板やね♪

2013年1月 5日 (土)

『恋のロンドン狂騒曲』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、ウディ・アレン監督の作品をひとつ、ご紹介♪

アレン監督の作品って、どこか堅苦しかったり、こねくり回し過ぎてたりして、作品に結構、当たりハズレがあるっていうのが個人的な印象なんよなぁ。

前作の『ミッドナイト・イン・パリ』なんかは、そんな監督さんの個性がいい方向に発揮されてて、見事なエンターテイメント作品に仕上がってたわけやけど、そんな傑作に釣られて、他の作品で期待すると、見事にはずすのがアレンくんやったりしてね(笑)

そんな監督さんが、実はパリで撮影する前に撮り終えてたってのがこれらしく、そんな作品の感想は........?!

恋のロンドン狂騒曲 / You Will Meet A Tall Dark Stranger   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ウディ・アレン

出演:アンソニー・ホプキンス、ジェマ・ジョーンズ、ナオミ・ワッツ、アントニオ・バンデラス、ジョシュ・ブローリン、ロジャー・アシュトン=グリフィス、ポーリーン・コリンズ、フリーダ・ピント、ルーシー・パンチ、アンナ・フリエル、ユエン・ブレムナー

結婚して40年、突然、夫に離婚を突き付けられ、捨てられた妻は占い師にはまり、そんな母を心配する娘もまた、売れない作家の夫との暮らしに限界を感じ、職場の上司に心が揺れ、一方の夫も向かいの部屋に越してきた若い女に入れあげ.......ってな、ロンドンを舞台に、彷徨える大人たちを描いたコメディ調のドラマ?!

若い女に走るオヤジに、信じてた夫に裏切られ情緒不安定なオバサン、ダメ夫にうんざいの妻に、ダメなりにプライドだけは十分な夫、理想と現実の間で愛に迷う大人たちの滑稽な姿を.....ってとこなんかな。

なかなか豪華なメンツがそろったドラマは、かなりのヒネクレ具合とシニカルな味わいで、しっかりと“アレン印”の仕上がりやったかな(笑)

出てる役者は、それぞれに多いセリフに負けじと頑張ってるんやけど、なかでも夫に捨てられて、ちょっと壊れた役を演じるジェマおばちゃんの弾けっぷりが、お茶目でよかったね。

とりわけ印象に残るような作品ではなかったんやけど、それでも、軽妙でかつ含みのある人間ドラマは、アレンらしさが十分に出てて、それなり楽しめるデキやったんと違うかな?!

2013年1月 4日 (金)

『ザ・マジックアワー』

今日は、邦画をひとつ、ご紹介♪

今年の秋には、映画では初めての時代劇となる新作を公開するらしい三谷監督は、なかなかコアな愛好家がいるらしく、作品を作るたびに話題になるやんね。しかも出演する役者の顔ぶれがいつもスゴイんよなぁ。

でも、個人的な意見としては、前回の“三谷作品の最高傑作”なんて宣伝されてた『ステキな金縛り』ですら、コメディでありながら笑えず、映画監督としては、日本の映画界で“最も過大評価されてる監督さん”のひとりやと思ったりもするんよね。

というわけで、次の新作が今度こそは楽しめる作品であることを祈りつつ、そんな三谷監督の作品の感想を.......?!

ザ・マジックアワー   ★★★☆☆   (2008年)

監督:三谷幸喜

出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、西田敏行、綾瀬はるか、小日向文世、寺島 進、香川照之、戸田恵子、近藤芳正、山本耕史、中井貴一、鈴木京香、天海祐希、唐沢寿明

ボスの女に手を出したため、“伝説の殺し屋”を連れてくることを条件に殺されずにすんだホテルの支配人をする手下の男は、売れない役者を騙し、伝説の殺し屋に仕立てようと、ひと芝居をうつのだが...ってなコメディ?!

いやぁ.......これ、勘違いやなかったとしたら、コメディなんやろうと思うんやけど.........ホンマに笑われへんわ!(苦笑)

「まるで映画のセットみたい」って、モロにセットの中でそんなセリフを吐くのは、すごく高等なギャグってことなんやろか??

最高にクサイ芝居に、まんまと騙されてる風な雰囲気を出してる人たちも、練りに練られたギャグってこと???

この理解不能なコメディ・センス、三谷幸喜、恐るべし........(苦笑)

まぁ、これだけの役者を集めて作ってるわけで、それなりに映画に対する思い入れってのは伝わらんでもないんやけど、逆にこれだけの役者をつかいながら、この程度のものしかできんってところに、かなり失望してまうやんか。色んな意味で、なんとも“もったいない”作品やよなぁ........?!

2013年1月 3日 (木)

『ヘッドハンター』

今日は、北欧ノルウェーのサスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、原作はノルウェーでベストセラーになってるらしく、そんな作品の製作や脚本には、あのスウェーデンの“ミレニアム・シリーズ”『ドラゴン・タトゥーの女』のハリウッド版の関係者が携わってるんやって。

世界各地の映画賞でノミネートされてるらしく、すでにハリウッドでのリメイクが決定してるなんてところは、ミレニアムとかぶるものがあるやんね。

そんなわけで、意外と侮れない作品の感想は........?!

ヘッドハンター / Hodejegerne   ★★★★   (2011年)

監督:モルテン・ティルドゥム

出演:アクセル・ヘニー、ニコライ・コスター=ワルドー、シヌーヴ・マコディ・ルンド、ユーリー・ウルゴード

人材派遣会社でヘッドハンターをする男には、画廊を経営する美しい妻に裕福な暮らしをさせるために、美術品泥棒という裏の顔があった......ってなサスペンス?!

面接に来た相手の中から、言葉巧みにカモとなるターゲットを見つけ出し、見事な手口で絵をニセモノとすり替える、そんな見事な手口で稼ぐ男は、妻の紹介で、かなりの高額な絵を所有する男と知り合い、狙いをつけるのだが.......ってなことで、ありがちなB級サスペンスと思いきや、これ、なかなかヒネリが効いてて、オモロイんよね!?

ちょっとエゲツない描写があったりもするんやけど、何よりも話の展開がリズムよく、そんでもって意外性があって、気づいたら夢中になってる、そんな魅力があるんよなぁ。

張り巡らされた伏線がやがてつながり、緊迫のエンディングへ.....ってな具合に、多少の“やりすぎ感”がありつつも、なかなかの味わいなんよ、これ......というわけで、ちょっとおススメ♪

2013年1月 2日 (水)

『ぼくたちのムッシュ・ラザール』

今日は、カナダの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カナダといってもケヴェックが舞台で、フランス語で作られてるんよね。そんなこともあって、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされて、その内容も評判になったりして、ちょっと話題になってたっけ。

監督さんは、TV番組の企画で外国に行ってショート・フィルムを作るってのに参加したのをきっかけで、この道に進んだらしく、映画監督としては、少し異色の経歴なんやって。

本国カナダでは、アカデミー賞に当たるジェニー賞で作品賞や監督賞、主演男優賞や助演女優賞等を独占した作品は、なるほどと思わせるものがあったね。

というわけで、そんな作品の感想は.........?!

ぼくたちのムッシュ・ラザール / Monsieur Lazhar   ★★★★☆   (2011年)

監督:フィリップ・ファラルドー

出演:モハメッド・フェラグ、ソフィー・ネリッセ、エミリアン・ネロン、ブリジット・プパール、ダニエル・プルール、ルイ・シャンパーニュ

寒い冬の朝、担任の女教師が教室で首を吊って自殺した。子供たちは動揺し、誰も後任の教師をやりたがらない中、ひとりのアルジェリア人の男が、募集広告を見て、学校にやって来た。最初は戸惑う生徒たちだったが、次第に打ち解けていき......ってな、先生と生徒の交流を描いた、ちょっと感動的なドラマ?!

う~ん、これは期待どおりのナイスなドラマやった。決して感動を押し売りするわけやなく、むしろ抑えた演出のなかで、平静を装いながら、どこか不安を感じてる生徒たちと、自らも悲しみを抱えながら、子供たちを優しく見つめる男の関係を、丁寧に描いてるんよなぁ。

何か特別なことをするわけやなく、ただ真っ直ぐに生徒たちと向き合い、一緒になって悲しみを受け止めようとする姿に、静かな感動を覚えてもうたよ。

モンスター・ペアレントや教師と生徒の関係といった教育現場の問題に触れながらも、教育の本質を語りかけるような話は、余計な演出をするよりも、効果的ってことなんかもなぁ。

教室という場所は、友情や勉強のためのもので、傷つけあうところやない、そうであって欲しいと思うやんね!?

2013年1月 1日 (火)

『アンテナ』

2013年の最初を飾る作品は、ちょっとお気に入りの邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画、新年のめでたい(?)日に紹介するような、そんな内容やないんやけど、最近では極道ものからコメディまで、幅広く活躍する俳優、加瀬 亮の演技力を語りたくて、ちょっと取り上げたんよ。まぁ、『アウトレイジ』『アウトレイジ ビヨンド』での役柄が、彼に合ってたのかどうかは議論の余地はあると思うんやけど。

実は、この作品が彼の初主演映画やったらしいんやけど、その演技には経験の浅さを感じさせない凄みがあって、一見するとナイーブな若者でありながら、その内に秘めた感情が溢れ出す様を見て、ちょっと衝撃を受けてもうて、それ以来、ずっと注目してたんよなぁ。

まぁ、そんな演技を引き出す監督 熊切和嘉ってのもポイントではあったんやろうけど、それでも、その時に感じた役者としてのポテンシャル、可能性ってのは、『それでもボクはやってない』『オリヲン座からの招待状』『重力ピエロ』やガス・ヴァン・サント監督の『永遠の僕たち』なんかを見てると、間違ってなかったんかなぁって思う。

というわけで、そんな加瀬くんの初主演映画の感想は........?!

アンテナ   ★★★★   (2003年)

監督:熊切和嘉

出演:加瀬 亮、小林明美、浅丘めぐみ、宇崎竜童、小市慢太郎、寺島 進、大森 博

幼少期に自分の隣で寝ていた妹が失踪し、それ以来、行方不明となった過去をもつ青年。そんな彼を母親は責めたて、やがて宗教にのめりこんでいく。父親も亡くなり、あるニュースをきっかけに、弟も精神的に不安定となり.......ってな、ある過去の事件を契機に壊れてしまった家族の物語?!

いやぁ......まいった。これ、映像的にも内容的にも、かなり痛い作品やった。事件により味わった苦痛に悩まされ続けながらも、何とか生きてきた青年が、壊れていく母親や弟に何もしてあげることができず、やがて自分を肉体的に傷つけながらも、過去と向かい合うことから逃げる、そんな姿を描いてるんよね。

何といっても、主役の加瀬くんの演技が圧巻やった。心の内の悲しみや苦しみを、すべてさらけだすような、その渾身の演技に、完全に圧倒されてもうた。

なぜSMかというところが少し引っかかるところではあるんやけど、孤独な青年の心の叫びがひしひしと痛いほど伝わるあたり、もう見事としか言えんよなぁ。

これだけ観終わってズシリと胸にくるってのは、まさに演技の勝利やね!?

新年のごあいさつ♪

明けましておめでとうございます♪

新しい年の始まりでんなぁ(笑)

今年も気合いを入れて鑑賞するぞぉってなわけで、アカデミー賞の行方も心配しつつ、とりあえず春先ぐらいまでの期待の作品を確認しておこっかなってわけです、はい!?

まず、1月の注目は、リュック・ベッソンが脚本を書いた、リーアム・ニーソンの主演アクション映画の続編『96時間/リベンジ』やろね。ヨーロッパ映画の“ハリウッド化”を目論む(?)ベッソンくんが、気合いで投入の新作ってことで、前評判はまぁまぁな感じらしい。前作の『96時間』もボチボチやっただけに、少し期待かな?!

同じくアクション系では、ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演の『LOOPER/ルーパー』も予告編を観る限りでは、なかなかオモロそうやんね。ジョセフくんは、役作りのためにブルースくんに似せようと頑張ったらしい......でも、髪フサフサやんか(笑)

落ち着いた感じの作品では、大女優グレン・クロースが気合の入った演技で話題になった『アルバート氏の人生』が、ようやく日本公開になるんよね。昨年のアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされた作品やったんやけど、1年も待たせたかってな感じかな。

月末には、3Dの映像が話題になってるアン・リー監督の『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』が公開されるんよね。最近、ガンガンと予告をやってるんで、少し気になってるかな。

邦画では、山田洋次監督の81作目の映画『東京家族』かな。家族を描いたドラマらしく、この監督さんらしく、人情味の溢れる作品になってるとエエんやけど、とりあえず前評判は悪くないらしい。

後は、豪華な役者がそろった『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』。興味はあるんやけど、ただし監督が行定くんだけに、かなり割り引いて観ないと......なんて思ったりして(笑)

2月になると、離婚で傷心(?)のトム・クルーズがアクションでキレまくる(らしい?)『アウトロー -哀しき復讐-』に興味ありかな。シリーズ化を臭わせた宣伝を打ってるだけに、まずは1作目がどうかがポイントやんね!?

あまり注目されてないかもしれんけど、個人的にはニコラス・ケイジの『ゴーストライダー』の続編も気になってるんよ。まぁ、どうでもいいようなアクション映画なんやけど、なんたって主演がニコラスくんなんで......頑張れ?!(笑)

話題は、久々のジョン・マクレーンことブルース・ウィリスの『ダイ・ハード』シリーズの新作やね。こんどはどんな災難に会うのか、う~ん楽しみ??

人生ドラマでは、『恋に落ちたシェイクスピア』を監督したジョン・マッデンの新作『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』が注目やね。イギリスのベテラン俳優をキャスティングして、どこまで人生ドラマが描けるか、ちょっと期待かな。

ゆるいコメディで注目してるのは、大好きなウェス・アンダーソン監督の新作『ムーンライズ・キングダム』。予告編を年末に初めて目にしたんやけど、期待どおりのユル~い映画らしく、エドワード・ノートンも出演ってことで、ますます楽しみってね♪

スペイン映画でゴヤ賞を独占したらしい『悪人に平穏なし』って作品も気になるかな。実際にマドリッドで起こったテロ事件を題材にしてるんやって。

今年のアカデミー賞でノミネート間違いなしって言われてる『ゼロ・ダーク・サーティ』も2月半ばに公開なんよね。ビンラディン暗殺を計画するCIAの女性エージェントを描くってことらしく、監督が『ハート・ロッカー』でアカデミー賞を受賞したキャスリン・ビグローってところが期待感を持たせるか。

もうひとつのアカデミー賞の有力候補『世界にひとつのプレイブック』も同じ頃に公開になるらしい。売れっ子の若手女優ジェニファー・ローレンスが主演で、監督が『ザ・ファイター』のデビッド・O・ラッセルで、涙と笑いの人生再生ドラマってことらしい。

邦画では、宮﨑あおいと向井 理が共演した『きいろいゾウ』の前評判がいいらしい。人気小説の映画ってことで、良質のラブ・ストーリーなんやって。

あとは、主演やキャスティングにちょっと不安を感じるんやけど、バイオレンス系のミステリーの『脳男』ってのも気になるね。二階堂ふみや染谷将太が出るってことで、とりあえず押さえておきたいところかな。

他には、宮本 輝の原作を映画化した『草原の椅子』ってのも佐藤浩市が主演ってだけで、ちょっと気になってくるやんね。

3月は、まずはタランティーノの新作『ジャンゴ 繋がれざる者』が注目やね。これ、すでに始まってる賞レースで結構、善戦してるらしく、ディカプリオが悪役ってことでも話題になってるんかな。

あとはロバート・ゼメキス監督の新作『フライト』も、すでに予告編を見たんやけど、デンゼル・ワシントンが主演で、なかなかオモロそうな感じやった。

ヨーロッパ映画では、昨年のカンヌ映画祭でパルムドールを獲得したミヒャエル・ハネケ監督の『愛、アムール』が話題になってるらしい。アカデミー賞でも外国語映画賞の有力候補ってことになるのかも。

邦画では、昨年、交通事故が原因で突然亡くなってしまった若松孝二監督の遺作『千年の愉楽』が気になるね。

4月の目玉候補は、前作『預言者』で賞レースの話題をかっさらったジャック・オーディアール監督の新作『君と歩く世界』かな。主演がマリオン・コティヤールが悲劇の主人公を熱演ってことで、なんや熱そうなドラマやね!?

最近、好調の波に乗ってる(?)イギリスの巨匠ケン・ローチ監督の新作『天使の分け前』も気になるところやね。今回もコメディ・タッチな作品ってことで、カンヌ映画祭では審査員賞を受賞したんやって。

中旬に公開されるのが、今年のアカデミー賞で現時点で最有力候補と言われてる、スピルバーグ監督の『リンカーン』。予告編をちらっと見た感じでは、主演のダニエル・デイ・ルイスのオスカー獲得は、あるかもなぁ........まだ、映画は観てないんやけど(笑)

邦画の注目は、本屋大賞の受賞作の映画化『舟を編む』。監督が石井裕也で、松田家の長男坊と宮﨑あおいが共演するってのが気になるやんか。

もうひとつは大沢たかお、松嶋菜々子が共演の『藁の楯 わらのたて』。まぁ、監督が三池くんってことで、当たるか、ハズレるか、そんなドキドキ感があって、ちょっと気になるってのもあるんやけどね(笑)

てなわけで、今年も頑張って映画ライフを楽しむかなぁ.......待ちきれん♪(笑)

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