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2013年1月22日 (火)

『RIVER』

今日は邦画をひとつ、ご紹介......っていうか、紹介したくないというか........(苦笑)

いやね、この作品、秋葉原の無差別殺傷事件がモチーフになってるってとで、公開当時はそこそこ話題になってたし、ちょこっと賛否両論な意見が出てることも耳に入ってて、それなりに気にはなってたんよ。

それに、廣木監督は『ヴァイブレーター』って作品で寺島しのぶと大森南朋の演技を見て、こんな作品を作れるひとがいてるんやって思ったくらいなんよなぁ。まぁ、その後の作品は『きみの友だち』は良かったんやけど、『雷桜』にしても『軽蔑』にしても、ちょっと大概な感じやったから、どうかという気持ちもあったんやけど。

それにしてもなぁ........というわけで、感想は........?!

RIVER   ☆☆☆☆   (2011年)

監督:廣木隆一

出演:蓮佛美沙子、根岸季衣、田口トモロヲ、中村麻美、尾高杏奈、柄本時生、菜葉菜、小林ユウキチ、小林優斗

秋葉原の事件で大切なひとを失った女の子は、彼がよく来ていた秋葉原の街を彷徨いながら、様々な人たちと出会うのだが.......ってな喪失と再生の物語?????

ふぁ~、久しぶりにブチ切れてもうたよ。映画を観て、こんなに腹立たしく思ったのはいつ以来やろ。ホンマ、なんなんやろね(苦笑)

長回しのハンディで主人公を追いながら、悲しみを背負った姿を映し出す、そんな演出は分からんでもないんよ。辛いながらも前に進まなって思いながら、躊躇してる主人公の気持ちも分からんでもない。しかし、そこから東北の震災に行くのはどないやの??

明らかに当初は予定なかったんやけど、完成する前に震災が起こったから、映像作家としてはほっとけずに、手を出してみました、っていう取ってつけた感アリアリな映像は、この作品にホンマに必要やったんやろか?

震災の惨状をカメラに記録したいのであれば、別に真摯な気持ちでカメラを構えて作品を作ったらエエわけで、東京出身の若い役者連れて、瓦礫の中を歩かせて、その映像を垂れ流す、その気持ちがまったく理解できんかった。

しかも、無理やり挿入した結果、その直後に続くラストシーンの“KY”なこと。物語のテーマのはずの“再生”を感じるどころか、腹立たしさしか出てこんかった。こんなツナギ方ができるのは、相当の無神経さがないとアカンやろうと思うんよ。

なんや怒りがおさまらんのやけど、キリがないんでココいらで..........しかし、これはアカンで、ホンマに。

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