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2013年1月20日 (日)

『カラカラ』

今日は、劇場で公開されてる作品の中から、カナダと日本の合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品を作った監督さんは、どうやら日本が大好きらしく、長編デビュー作は、京都を舞台にした作品やったらしい。この作品も、沖縄に2年間滞在した時に、構想を練ったってものやったんやって。

単なる日本好きってだけやなくて、この作品はモントリオール世界映画祭で観客賞を受賞したみたいで、監督さん自身は、これまでもモントリオールにとどまらず、ベルリン映画祭やセザール賞でもノミネートされたりして、評価されてるらしいんよ。

主演のカナダ人の俳優さんも、これまでにカナダのアカデミー賞にあたるジニー賞を2度も受賞してる、本国では有名なひとなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........?!

カラカラ / Karakara   ★★★☆☆   (2012年)

監督:クロード・ガニオン

出演:ガブリエル・アルカン、工藤夕貴、富田めぐみ、あったゆういち

定年退職して気功の講座を受講するために沖縄に来ていた初老の元教師は、道に迷った時に日本人の女性と知り合い、ワケあって一緒に沖縄を旅することに.......ってな、人生を見つめ直す“癒し”のドラマ?!

生きる目的を見失って途方に暮れてる男と、夫の暴力で行き場のない主婦、年齢も違えば国籍も違う、そんなちょっと不思議な男女が偶然に出会い、旅をする様が、ゆったりと描かれてるんよね。

それぞれに自分の中で問題を抱え、時に相手とぶつかり合いながら、互いに影響し合いながら、沖縄の自然の中で答えを見つけていく、そんなドラマには、“生きる”ってことを考えさせてくれるんよなぁ。

工藤夕貴の役柄が、これまでの典型的な大人しい日本人女性やなくて、感情の起伏がハゲしい(感情だけやなくて、あちらも.....(笑))ところが意外やったんやけど、ガブリエルおじさんの役柄と対照的なところが、メリハリが出て逆にエエんやろね。

何気ない、美しい風景をバックに、心地よく三線の音色と時折ピアノやベースでジャジーな雰囲気を織り交ぜながら奏でられるドラマは、じんわりとした味わいがあったかな。

人生に疲れて迷った時は、少しノンビリして自分を見つめ直す.......そんな心の洗濯って必要やよなぁ.......あぁ、自然に癒されたい.....?!(苦笑)

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