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2013年1月12日 (土)

『オペラハット』

今年のアカデミー賞のノミネーションが発表されて、いよいよ賞レースのクライマックスに向けて盛り上がってきたところ(?)で、過去の受賞作を紹介ってなわけでもないんやけど、今日は名作をひとつ、ご紹介♪

この作品は第9回(1936年)のアカデミー賞で5部門でノミネートされ、作品賞や主演男優賞では受賞を逃したものの、フランク・キャプラが監督賞を受賞したんよなぁ。

フランク・キャプラと言えば、以前に紹介した『スミス都へ行く』『素晴らしき哉、人生!』といった作品を監督したひとで、深い人間描写と心温まるストーリーで楽しませてくれる、お気に入りの監督さんなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.......?!

オペラハット / Mr.Deeds Goes To Town   ★★★★   (1936年)

監督:フランク・キャプラ

出演:ゲイリー・クーパー、ジーン・アーサー、ジョージ・バンクラフト、ダグラス・ダンブリル、ライオネル・スタンダー、レイモンド・ウォルバーン、ウォルター・キャトレット、H・B・ワーナー、メイヨ・メソット

母親の兄弟だった大富豪が事故で亡くなり、その遺産を相続することになった田舎町に住む男は、NYにやって来るのだが.......ってなドラマ?!

突然に人々の注目を浴びることになった男と、そんな彼を取材するために偽名で近づく女性記者、そして莫大な遺産をめぐる争いが生じ......ってな感じで、コメディの要素を持ちつつ、そこに恋愛ドラマと人間ドラマをいい塩梅に組み合わせた内容になってるんよね。

恋愛ドラマだけを見れば『ローマの休日』の逆パターンのような設定ではあるんやけど、そこから主人公の人間性に焦点を当てて盛り上げるあたりが、なかなか秀逸なんよ。

でもって、そんな主人公を演じるゲイリー・クーパーが男前で、ちょっとナイーブでありながら真っ直ぐな男を魅力的に演じてるんよなぁ。

まぁ、個人的には、ちょっとヒロインの魅力がイマイチな感もあるんやけど、キャプラ監督らしい、最初から最後まで楽しめる、いい作品やと思う!?

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