ノーザンライツ・フェスティバル2013から ③ 『キング・カーリング』
今日も、開催中の北欧映画を特集したノーザンライツ・フェスティバルで上演されてる作品をひとつ、ご紹介♪
北欧でメジャーな(?)スポーツと言えば.......カーリング??......ってなわけで、“氷上のチェス”ことカーリングを題材に、捻くれた笑いを提供してくれるのが、この作品なんよね。
主演のアトレおじさんは、地元のノルウェーでは有名なコメディ俳優らしく、『Mr.インクレディブル』のノルウェー版の声をやってるひとなんやって。そんでもって、ノルウェーのアカデミー賞であるアマンダ賞で、この作品で主人公の妻役をやってた女優さんが助演女優賞にノミネートされたらしい。
そんなこんなで、作品の感想は.........そういえば、今年の冬は、日本のカーリング娘たちの話題は、あまり耳にせんよねぇ........?!
キング・カーリング / Kong Curling ★★★☆☆ (2011年)
監督:オーレ・エンドレセン
出演:アトレ・アントンセン
かつては一流のカーリング選手だった男は、あまりにも完璧を追い求めすぎたために、強迫神経症を患ってしまい、病院に長期にわたって入院することに。10年後に退院した彼は、肺の病気で苦しむ恩師を救うため、再びかつての仲間を集めるのだが......ってなコメディ?!
いやぁ~、なんてオフビートな笑いなんやろね(笑)
どうにも冴えない主人公が、これまた変わり者ばかりの仲間と一緒に、かつての栄光を取り戻すべく、大会に出場するってな、実に分かりやすい話なんやけど、それを思いっきりキャラを立たせて、どこか悲哀を漂わせながら、ズレた笑いで攻めてくるってな感じかな。
まぁ、ちょっとベタすぎな感はアリアリではあるんやけど、個人的には......そんなに嫌いやないんよね(笑)
あと、“爽やか”に下ネタを使ってくるところがオモロかったかなぁ.......ちょっと後半の畳み掛けるような下ネタ攻勢には、オイオイってとりあえずツッコミだけは入れといたんやけど.....(苦笑)
かなりクセのあるコメディではありながら、適度にオチもついて、それなりに楽しめる仕上がりなんと違うかな?!
« 『海燕ホテル・ブルー』 | トップページ | ノーザンライツ・フェスティバル2013から ④ 『ブリーダー』 »
「映画」カテゴリの記事
- 『リトル・フォレスト 夏・秋』(2014.12.30)
- 『6才のボクが、大人になるまで。』(2014.12.28)
- 『わたしのハワイの歩きかた』(2014.12.26)
- 『百瀬、こっちを向いて。』(2014.12.23)
- 『ラストベガス』(2014.12.29)
「特集?!」カテゴリの記事
- 野球にまつわるちょっとエエ話 ② 『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』(2015.02.01)
- 野球にまつわるちょっとエエ話 ① 『アゲイン 28年目の甲子園』(2015.01.30)
- ノーザンライツ・フェスティバル2013から ④ 『ブリーダー』(2013.02.14)
- ノーザンライツ・フェスティバル2013から ① 『チャイルドコール 呼声』(2013.02.10)
- ノーザンライツ・フェスティバル2013から ③ 『キング・カーリング』(2013.02.13)