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2013年2月23日 (土)

『ゼロ・ダーク・サーティ』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、今年のアカデミー賞の候補にもなってるのをひとつ、ご紹介♪

キャスリン・ビグロー監督といえば、前作の『ハート・ロッカー』でイラクで爆発物処理をする兵士を描いて、アカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞したひとひとやんね。

この作品も作品賞、主演女優賞、脚本賞、音響賞、編集賞の5部門でノミネートされてて、前哨戦のゴールデングローブ賞では、主演女優賞をチャスティンくんが獲ってたし、一応、有力候補ってことなんかな。

ただ、テロリストを拷問するシーンに対して、一部で批判が出てたりして、作品賞に関しては、ベン・アフレックの『アルゴ』とスピルバーグの『リンカーン』の一騎打ちの様相になってきた感じやね。

ところで、この作品のタイトルの意味については、公式HPを見たところ、“夜中の0:30”をアメリカ軍のなかでこう言うらしく、ちょうどビンラディン暗殺計画が実行された時間に当たるらしい。

というわけで、アカデミー賞の発表を前に、作品の感想を...........?!

ゼロ・ダーク・サーティ / Zero Dark Thirty   ★★★☆☆   (2012年)

監督:キャスリン・ビグロー

出演:ジェシカ・チャスティン、ジェイソン・クラーク、マーク・ストロング、ジェニファー・イーリー、ジョエル・エドガートン、カイル・チャンドラー、エドガー・ラミレス、ジェームズ・ガンダルフィーニ

9.11の同時多発テロの後、その首謀者としてオサマ・ビンラディンの行方を追いかけるCIAの追跡チームに、若いひとりの女性が加わるのだが.......ってな、ビンラディン暗殺までの道程を描いたサスペンス・ドラマ?!

まったく手がかりもないまま、時間だけが無駄に過ぎていき、犠牲者も増えるばかり、そんな困難な状況のなか、必死に捜索を続ける女性捜査官の苦悩のドラマが展開するんよね。

関係者とのインタビューを繰り返し、綿密な調査に基づいて脚本が書かれてるってことで、いかにもビグロー監督らしい、硬派で骨太な内容に仕上がってたかな。

主役のチャスティンくんは、個人的にはちょっと線が細すぎる気がするんやけど、ゴールデングローブ賞等で主演女優賞を獲得してるだけあって、気合いは十分やったね。

事件の裏側で何が起こっていたのかを忠実に再現しようとしたドラマは、確かにいい緊張感があるんやけど、逆にちょっと重すぎて、映画としてどうかって言われると、「へぇ、そうやったんや....」っていう感想しか、正直残らんかった。

憎き敵をどう殺したかってことで、アメリカ人ならば気持ちの高ぶりみたいなものもあるんやろうけど、ちょっと期待してたものと違ったかもねぇ.......?!(苦笑)

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