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2013年3月12日 (火)

『遺体 明日への十日間』

今日は、劇場で公開中の邦画をひとつ、ご紹介♪

昨日3月11日で、ちょうど震災から2年が経ったんやね。それが早いのか、遅いのか、正直よう分からん感じなんよ。関東に住んでるんで、津波のことはテレビの映像でしか知らないわけなんやけど、それでも、あの日の揺れやその直後の不安は今でも覚えてるし、先日の栃木での地震の際に、久しぶりに地震警報を耳にしたときは、あの日のことが記憶によみがえってきて、すごく落ち着かない気分になった。

想像もしなかったことが現実に起こり、多くの尊い命が一瞬にして奪われる、そんな光景はあまりにもショッキングで辛いものやよね。2年という月日が経っても、その時のことが自分の中にも残ってることに気づいたときに、少し動揺してもうたんよ。

なので、この作品の内容を見たときに、観るかどうか迷ったんやけど、逆に気になってもうて、足を運んだんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..........?!

遺体 明日への十日間   (採点なし)   (2012年)

監督:君塚良一

出演:西田敏行、佐藤浩市、柳葉敏郎、筒井道隆、沢村一樹、勝地 涼、酒井若菜、志田未来、國村 隼、緒方直人、佐野史郎

3.11に東北を襲った未曾有の大震災。多くの犠牲者を出した岩手県釜石市では、亡くなった人たちの遺体を安置するため、廃校となった中学校が使われた。混乱する現場で、民生委員をしていた男は、中心になって働くのだが.........ってな、実際の出来事をドラマ化した作品?!

誰もこれまでに経験をしたことのない出来事に、戸惑い、混乱する現場、そこで必死に頑張る職員、医師と、大切な人たちを亡くした遺族の様子を描くってね。

なんかね.......やっぱり辛いんよ。映像として再現されると、胸が苦しくなってもまうよなぁ......。

ドラマの内容としては、亡くなった人たちを“死体”という物として扱うんやなく、“ご遺体”として心をこめて接する、そんな人たちの様子を描いてるんやけど、どうにも悲しくてね。

まぁ、これを“美談”として過度に演出することなく、実際に即して描こうとしてる気持ちは感じられたんで、出演陣のリアクションを含め、伝わるものがあって悪くはないのかもなぁとは思うんやけどね。

ただ、これをドキュメンタリーではなく、あえてドラマとして2年後のこのタイミングで作品化するということが、果たしてどういう意味があるのか、そこらへんの気持ちの整理がちょっと個人的にはつかなかったりして.......。

ということで、この作品の評価は、これを観た人の体験や経験、立場で感じ方が違うんやろうし、それぞれが考えるものなんやろうから、少し卑怯なのかもしれんけど、今回は採点せずにおこうと思う。

震災で亡くなられた方たちのご冥福を祈って........。

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