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2013年3月21日 (木)

『そして友よ、静かに死ね』

今日は、フレンチ・ノワールな作品をひとつ、ご紹介♪

『あるいは裏切りという名の犬』を観て衝撃を受けて以来、これまでもプッシュしてきたオリヴィエ・マルシャル監督の新作が登場ってことで、早速、取り上げようと思うんやけど、実は、数週間前からレンタル開始になってて、地元のTSUTAYAにも2本ほど入荷されたものの、どういうわけか週末には誰かに先にレンタルされてもうて、なかなか順番が回ってこんかったんよね。

まだまだ日本ではマイナーやと思ってたんやけど、ちょっと前に紹介したTVドラマ『猟犬たちの夜 オルフェーブル河岸36番地-パリ警視庁』『猟犬たちの夜 そして復讐という名の牙』なんかもアクセスしてくれてるひとがいたので、徐々に名前が知られてきてるのかも、なんて、ちょっと嬉しかったりもして(笑)

今後の予定をチェックしたら、役者としての出演は3本ほど予定されてるみたいなんやけど、監督作品はないので、ちょっと残念なんよね。

というわけで、貴重(?)なマルシャルくんの監督作品の感想は............?!

そして友よ、静かに死ね / Les Lyonnais   ★★★★   (2011年)

監督:オリヴィエ・マルシャル

出演:ジェラール・ランヴァン、チェッキー・カリョ、ダニエル・デュヴァル、ディミトリ・ストロージュ、オリヴィエ・シャントロー、フランソワ・レヴァンタル、リオネル・アスティエ、ヴァレリア・カヴァッリ、フランシス・ルノー

足を洗って、家族に囲まれて平穏な日々を過ごしていたギャングの元リーダーは、幼なじみの親友で仲間のひとりだった男が警察に逮捕されたことを知り、悩んだ末に救出することを決意するのだが......ってな、実在の伝説的なギャングの自叙伝を映画化した作品?!

若い頃に一緒に大暴れしたものの、いつしか疎遠となっていた男との切れない絆、友情を描きつつ、過去の因縁にとらわれた男たちの哀しい性(サガ)を描いてるんよね。

いやぁ、久しぶりのマルシャル節は、キレキレに冴えわたってた。独特の抑えた描写のなかで、途切れることのない緊張感、そして無駄のない演出、もうたまらんですよ!?

主演のジェラールおじさんの哀愁たっぷりの雰囲気に夢中になりながら、スタイリッシュでかつ静かに熱いドラマに、グイグイと引きこまれてもうたよ。カッコ良すぎやわ~(笑)

それにしても、“マルシャル印”の作品の原題を完全に無視したこのタイトル、いつまで続けるんやろなぁ。ちなみにこの作品の原題は、ギャング団の名前にちなんで“リヨンの男たち”なんやけどね?!(苦笑)

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