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2013年3月 8日 (金)

『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、若松孝二監督が三島由紀夫を描いたものなんやけど、三島由紀夫といえば、有名な作家であり、かつ、自衛隊の本部で切腹自殺したひとっていうイメージなんよね。

実際に事件が起こったのは、自分の生まれる前の話で、リアルタイムには知らんわけやけど、過去のニュース映像を振り返るような番組では、軍服を着て演説する姿を見たことがあるし、なんかスゴイひとやなぁっていう感じやったかな。

この作品を観終わった後で、少しネットで検索したりして、また本人が語ってるインタビューの様子や事件のニュース映像を改めて観ると、そのカリスマ性ってのは分かる気がする。

というわけで、そんな三島由紀夫の最期を描いた作品の感想は.........?!

11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち   ★★★☆☆   (2011年)

監督:若松孝二

出演:井浦 新、満島真之介、タモト清嵐、寺島しのぶ、永岡 佑、地曵 豪、大西信満、渋川清彦、鈴之助、長谷川公彦、韓 英恵、小倉一郎、篠原勝之

学生運動に安保闘争と左派の活動が活発化するなか、戦前のような天皇の復権と、自衛隊の国軍化を目指し、民兵組織である「盾の会」を結成した三島由紀夫。その彼が自決するまでを描いたドラマ?!

国の未来を憂い、クーデターで憲法改正を訴え、自衛隊を中心に世の中を変えようとした男と、そんな彼を慕い、行動を共にする学生たち、世間を騒がせた“三島事件”はなぜ起きたのかを描くってとこなんかな。

個人的には三島由紀夫の考えには共感できないんやけど、この作品を観てると、その生き方には興味がもてるかなって思った。

焦りや迷いを抱えながらも、強い信念をもって行動し、最後の瞬間を迎える、その姿を演じた主役のアラタくんは、なかなかの熱演やったね。

ただ、作品全体として観ると、途中で意味不明な演出があったり、どうみても現代の車に乗って、現代の街並みを走ってたり、コタツ布団が妙にポップやったりで、低予算な臭いがプンプンしてたのが残念やったかな(苦笑)

作家であり、活動家だったひとりのカリスマの最期を描くという点では、悪くない作品ではあるんやけど、トータルで見ると、もう一息感は拭えないってとこかもね?!

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