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2013年4月 7日 (日)

『アンナ・カレーニナ』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、今年のアカデミー賞の衣装デザイン賞を受賞した作品を、ご紹介♪

この作品を作ったジョー・ライト監督は、イギリスのひとで、『プライドと偏見』『つぐない』『路上のソリスト』そして『ハンナ』といった作品で知られてるんやけど、最初の2作品の主演女優は、この作品と同じキーラ嬢やったんよなぁ。

文芸作品からキャリアをスタートさせて、ハリウッドに行って現代劇に挑戦し、アクション映画までやってみたってところなんやけど、どうも最近の作品はイマイチ感が強かったもんやから、またまた文芸作品に挑戦ってのは、原点回帰ってことでプラスの印象やったんやけど.......。

というわけで、そんな作品の感想は........?!

アンナ・カレーニナ / Anna Karenina   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ジョー・ライト

出演:キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ケリー・マクドナルド、マシュー・マクファディン、アリシア・ヴィキャンデル、オリヴィア・ウィリアムズ、エミリー・ワトソン、ドーナル・グリーソン、ルース・ウィルソン

19世紀後半の帝政ロシア、政府高官の妻として、ひとり息子を育てながら何不自由のない暮らしをしていた女は、ある日、若く男前の将校と出会い、恋に落ちてしまうのだが........ってな、トルストイの小説を映画化した愛憎劇?!

夫との間には愛という感情はなく、初めて知った胸のときめきに、やがて身も心も溺れていくが、許されない愛には大きな代償が......ってな感じで、ドロドロの恋愛ドラマが繰り広げられるんよね。

この作品、ちょっと他と違うのが演出の手法で、部分的に舞台を模して物語が作られてるんよ。この手の文芸作品は、どうしても重苦しくなりがちで、ウケにくいってところを、小気味よくテンポを変えるためにっていう工夫なんやと思うし、確かに斬新ではあるんやけど、どうしても違和感と中途半端な感じが残る気がして、監督さんの狙いどおりの効果が出たかというと、ちょっと疑問やったかな。

冴えない夫役になりきるために、自らソリを入れたジュードくんの生え際は、ハゲしく共感できて見事やったし、部分的には監督さんのカットの切り取り方なんか、印象的で悪くはなかったんやけど、ドラマとしては、ちょっと期待ハズレやったかもなぁ?!(苦笑)

そんな中で、主人公の破滅的な愛と対比して描かれるエピソードの中心にいるアリシア・ヴィキャンディっていうスウェーデン人の若い女優さん、なかなか魅力的やった。個人的に、ちょっと今後に注目ってね!?(笑)

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