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2013年4月30日 (火)

『かぞくのくに』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、在日2世の監督さんが、自分の体験をもとに脚本を書いて、監督した作品なんやってね。でもって、そんな作品は、アカデミー賞の日本代表に選ばれてて、残念ながらノミネートまではいかんかったんやけど、十分に評価されたってことなんやと思う。

核やミサイルの問題、拉致被害者の問題、いろいろとあって、単純には解決できないことばかりで、なかなか難しいんやけど、こうやって実際に問題に直面している立場で描かれた作品ってのは、同じ国に住む者として、考えさせられるものがあるような気がするんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........?!

かぞくのくに   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ヤン・ヨンヒ

出演:安藤サクラ、井浦 新、ヤン・イクチュン、京野ことみ、大森立嗣、村上 淳、省吾、諏訪太朗、宮崎美子、津嘉山正種

帰国事業で25年前に北朝鮮に渡った兄は、病気の治療のために3か月間の一時帰国が認められ、家族と再会することに。久々の一家団欒を楽しむが、そんな兄には常に北朝鮮の監視がつき、また、病気の検査結果も思わしくなく........ってな、日本と北朝鮮という二つの国の間で揺れる家族の様子を描いたドラマ?!

自由のない国で暮らしてきた兄、日本で育った妹、かつて息子を祖国に送り出した両親、つかの間の家族一緒のひと時は、それぞれの意思に反して、またすぐに引き離されることに......う~ん、なんとも切ない話やった。

北朝鮮から帰国した兄を演じたアラタくんは、感情の表現の難しい役どころを頑張って演じてたね。個人的に安藤サクラの演技ってのが、もともと好きやないだけに、ちょっとキャスティングに疑問はあるんやけど、それでも家族それぞれの苦悩がよく出てて、深みのあるドラマに仕上がってたかな。

それにしても、何が正解かは分からんけど、こうして離ればなれになって苦しむ家族がいて、それが国家や政治のせいやってことに、なんとも言えない“やるせなさ”を感じてももうたなぁ......?!

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