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2013年4月25日 (木)

『さあ帰ろう、ペダルをこいで』

今日は、ちょっとめずらしいところで、東欧の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、ブルガリアとドイツを舞台にしてるんやけど、主演のミキおじさんは、『パパは出張中!』『アンダーグラウンド』『ウェディング・ベルを鳴らせ!』といったエミール・クストリッツァ監督の作品によく出てくるユーゴスラビア出身の役者さんで、東欧では名の知れた人なんやろうと思う。

まだキャリアの浅い監督さんらしいんやけど、この作品で各地の映画祭で賞をもらってるみたいで、これから先、期待できるかもしれんなぁ。

そんなこんなで、作品の感想は..........?!

さあ帰ろう、ペダルをこいで / Svetat E Goylyam I Spasenie Debne Otvsyakade   ★★★★   (2008年)

監督:ステファン・コマンダレフ

出演:ミキ・マノイロヴィッチ、カルロ・リューベック、フリスト・ムタフチェフ、アナ・パパドブル、ドルカ・グリルシュ

車で事故に遭い、両親を失った上に、事故前の記憶を失った青年。そんな彼に会うために、ブルガリアからドイツにある入院先の病院までやってきた祖父の登場に、彼は相手が誰か分からず、戸惑うのだが.......ってな心温まるロード・ムービー?!

バックギャモンの名手で、かつては共産党にタテついたこともある“やんちゃ”なおじいちゃんと、記憶を失くした孫とのチャリンコの旅、いやぁ~、なんかエエんよなぁ(笑)

孫を思うおじいちゃんの優しい気持ちが随所に表れてて、人生の先輩としての薀蓄のある言葉なんかもあってふたりの強い絆を描きながら、かつて社会主義国家だったブルガリアでの暮らしと青年と家族の過去を挟み、ちょっぴり切なく、それでいて心温まるドラマが展開するんよ。

一対一で向かい合い、サイコロを振ってやり合うボードゲーム、そこには深く味わいぶかい人生があり、世代を越え、時代を越えて、家族の愛と絆があるんやろなぁ......なかなかナイスやったね!?

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