『グレイティスト』
今日は、劇場未公開の作品の中から、ちょっと胸にくる話をひとつ、ご紹介♪
これ、未公開作品ながら、なかなか豪華な顔ぶれが出てるんよね。ブロスナン、サランドンの両ベテランに、中堅どころでマイケル・シャノンがいて、若手の人気女優のキャリーマリガンにアーロン・ジョンソンと、ついでにレニークラヴィッツの娘まで出てるし......(笑)
そんな作品の監督を務めてるシャナ・フェステってひとは、ちょっと前におススメした『カントリー・ストロング』っていう作品の監督でもあるんよね。サンダンス映画祭でもノミネーションを受けてるみたいやし、むしろ未公開になったのが不思議なのかも。
というわけで、そんな作品の感想は........?!
グレイティスト / The Greatest ★★★☆☆ (2009年)
監督:シャナ・フェステ
出演:ピアース・ブロスナン、スーザン・サランドン、キャリー・マリガン、ジョニー・シモンズ、アーロン・ジョンソン、ゾーイ・クラヴィッツ、マイケル・シャノン
息子を交通事故で失い、悲しみに暮れる家族のもとに、事故の際に車に同乗していた彼女が、息子の子どもを身ごもっているといってやって来る。他に行くあてのない彼女と同居することになるのだが........ってな、家族の再生の物語?!
執拗に死ぬ間際の息子のことを知ろうとする母親、悲しみを乗り越えようと気丈に振る舞おうとする父親、兄がいなくなり心の隙間を埋められずに戸惑う弟、そして、好きだった彼を失い、その子どもを出産しようとする彼女、それぞれ悲しみと向き合う様子を描いてるんよね。
失われた命と新たに生まれてくる命、その間でもがき苦しみながら、支え合う家族の話は、なかなか味わい深いものがあったかな。
まぁ、ちょっとオーバー・アクションぎみなところもあるんやけど、それでもブロスナン&サランドンのベテランと、若手の演技がいい具合に絡んで、悪くなかったね。それに、キャリー嬢.......エエよね。独特の雰囲気があって、いろんな意味で癒しを象徴してるんよなぁ。
“Greatest”を何を勘違いしたのか“グレイティスト”って表記してもうたことを除けば、ちょっと小粒ではあるんやけど、このドラマ、なかなかやったね!?(笑)
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