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2013年4月22日 (月)

『大臣と影の男』

今日は、劇場未公開の作品の中から、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国フランスでは、セザール賞の主要6部門でノミネートされ、助演男優賞と脚本賞を受賞してるらしいんよね。

主演のオリヴィエ・グルメといえば、この作品で製作を務めるベルギーのダルデンヌ兄弟の作品の常連さんで、いつも渋い演技をみせてくれる、そんな印象のベルギー人俳優かな。

そんなオリヴィエくんの脇で、物静かな男を演じるミシェル・ブランといえば、パトリス・ルコント監督の作品で、ちょっとコミカルな役どころをやってる俳優さんっていうイメージが個人的には強いんやけど、コメディー系からシリアスなものまで、幅広いジャンルで活躍するフランスのベテラン俳優やんね。

というわけで、そんないい役者が出演してる作品の感想は........?!

大臣と影の男 / L'exercice De L'etat   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ピエール・ショレール

出演:オリヴィエ・グルメ、ミシェル・ブラン、シルヴァン・デブレ、ザブー・ブライトマン、ロラン・ストーケル、ジャック・ブーデ、ディディエ・ベザシュ、フランソワ・シャト、エリック・ナガール

運輸大臣を務める男は、深夜にバス事故が起こったとの知らせを受け、急きょ現場へ向かうことに。そんな彼の周りには、20年間ともに政界を渡って来た秘書官を始め、ブレーンが彼を支えているのだが........ってな、フランスの政治の裏側を描く政治ドラマ?!

コメント発表等のマスコミへの対応、政策を巡る政府内での駆け引き、刻一刻と変わる状況のなかで、生き残りに必死のひとりの政治家と、その周囲の人たちとの関係を描きながら、スリリングなドラマをってとこなんやろね。

この作品、なんといっても大臣役を務めるオリヴィエくんと秘書官役のミシェルおじさんの存在感やろなぁ。泥臭い政治の世界で生きる男たちを、ふたりとも抑えたトーンでうまく演じてたね!?

話自体は、何か特別な盛り上がりがあるわけではないんやけど、逆にそれがリアルな感じを演出してて、フランス政治の知識がないだけに、少し分かりにくいところはあるものの、それでもなかなか興味深い作品になってたかな。

まぁ、そうはいいつつ、政治に興味がないと、ただの単調なドラマってことになってまうんかもしれんけど、個人的には十分に楽しめたね?!

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