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2013年5月 3日 (金)

『舟を編む』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の石井監督といえば、前作の『ハラがコレなんで』で少しコケた感は否めないものの、結婚した満島ひかりが主演の『川の底からこんにちは』、先生と生徒の駆け落ちを描いた『君と歩こう』、そして冴えないオヤジが主人公の『あぜ道のダンディ』と、どこかズレたユーモアと独特のセンスで、個性的な作品を作りだしてるやんね。

そんな監督さんが、初めてオリジナル脚本へのこだわりを捨て、メジャー系の作品を手掛けるってことで、ちょっと期待半分、不安半分な感じやったんやけど、どうやら“石井ワールド”は健在やったらしい。

ちなみに、エンドロールのクレジットに“麻生久美子”ってあって、どこに出てたんやろうって思てたら、どうやらポスターのモデルとして“出演”してたらしい。いやぁ.....気づかんって、それは......(笑)

ということで、そんな作品の感想は.........?!

舟を編む   ★★★★   (2013年)

監督:石井裕也

出演:松田龍平、宮﨑あおい、オダギリジョー、小林 薫、加藤 剛、八千草 薫、池脇千鶴、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、渡辺美佐子、黒木 華

人付き合いが苦手で営業として苦戦していた男は、ある日、言葉のセンスを買われ、辞書編集部に異動することに。新たに作られる辞書の編纂作業が始まるのだが........ってな言葉に魅せられた人たちのお話?!

いやぁ~、ナイスな作品やったね(笑)

何がステキって、キャスティングが秀逸やった。まず、クソ真面目で超“不器用”な生き方をしてる主人公を演じる松田家の長男坊のキャラの立ち具合が絶妙なんよ。

そんな主人公と正反対の“チャラ系”の同僚を演じるオダギリくんも、程よいトボケ具合で楽しませてくれるし、更にヒロイン役のあおいちゃんの凜としたところが、またメリハリがあってよいのです。

加えて、脇を固める加藤おじさんのお茶目な感じと、小林くんの安心感、それ以外のキャストも、それぞれが活きてて、楽しませてくれるんよ。

辞書作りという地味な題材を使って、言葉に魅せられた人たちを生き生きと描く、そんな作品には、笑いあり、涙ありの素敵な人間ドラマがあるんよなぁ?!

石井くん、ナイスです♪(笑)

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