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2013年5月18日 (土)

『チキンとプラム ~あるバイオリン弾き、最後の夢~』

今日は、久しぶりに“出もの”な恋愛映画があったので、そいつをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、イラン出身の女性らしいんやけど、イラン革命の中で育った自身の自伝をアニメ映画にした『ペルセポリス』って作品で高い評価を受けたんやって。

そんな作品は、アカデミー賞の長編アニメ賞にノミネートされ、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では脚色賞と新人監督賞を受賞したらしい。

というわけで、そんな作品の感想は........?!

チキンとプラム ~あるバイオリン弾き、最後の夢~ / Poulet Aux Prunes   ★★★★   (2011年)

監督:マルジャン・サラトピ、ヴァンサン・パロノー

出演:マチュー・アマルリック、エドゥアール・ベール、マリア・デ・メディロス、ドルシフテ・ファラハニ、キアラ・マストロヤンニ、イザベラ・ロッセリーニ、ジャメル・ドゥブーズ

かつて名バイオリニストとして名を馳せた男は、妻に愛用のバイオリンを壊されて以来、思うような音を奏でることができず、ついに死ぬことを決意し、飲まず食わずでベットの上に横たわる。そんな彼が死を迎えるまでの8日間で振り返る、人生の光と影を描く.......ってなファンタジー調のメロドラマ?!

どこかコミカルでありながら、ファンタジーの要素を前面に出し、ひとりのバイオリン弾きの人生を劇画調に描いていくんやけど、前半のダメ男のグタグタ人生を描写する流れから、後半の忘れられない女性との思い出、妻の夫への気持ちへと話しを組み立てていくところが、なかなか秀逸なんよ。

絶望から死を選ぶ男の格好の悪い生き方を題材にしながらも、ちょっと切ないふたつのラブ・ストーリーが、そこにはあるんよなぁ。

軽いタッチで笑いを誘いながら、最後は胸をキュッと締めつける愛の物語は、なかなかオツな味わいのある作品やったね!?

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