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2013年6月23日 (日)

『イノセント・ガーデン』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、ちょっとおススメなサスペンスをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督を務めるパク・チャヌクと言えば、『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』そして『親切なクムジャさん』の“復讐三部作”で有名な韓国のひとで、前作の『渇き』もカンヌ映画祭で審査員賞を受賞したんよね。

そんな才能にハリウッドも黙ってられなかったってことなのか、あのリドリー・スコットの製作会社がバックアップして、ハリウッド進出となったらしい。

というわけで、そんな作品の感想は..........?!

イノセント・ガーデン / Stoker   ★★★★   (2013年)

監督:パク・チャヌク

出演:ミア・ワシコウスカ、マシュー・グード、ニコール・キッドマン、ジャッキー・ウィーヴァー、ダーモット・マローニー、フィリス・サマーヴィル

大好きな父親が交通事故で突然亡くなり、心の通わない母親とふたりになった女子高生だったが、父親の葬儀の後、それまで存在すら知らなかった父の弟である叔父が姿を現し、一緒に暮らし始めるのだが........ってなサスペンス&バイオレンス?!

感受性が人一倍強く、他の子とは違う感性をもった女の子は、父を失った悲しみから心を閉ざすが、そんな彼女に叔父は近づこうとする........ってなことで、ワケありな家族の秘密をネタに、なかなかスリリングなドラマが展開するんよね!?

抑えたトーンで進む前半で、「なんとなく先が読めるよなぁ.....」なんて思いながらマッタリと観てたら、途中からクライマックスへの流れで、思いっきり“ガツン”とやられてもうたよ(笑)

狂気が暴走し、バイオレンスでインパクトをってことなんやけど、視覚と聴覚に訴えながら、それをどこか洗練された“美”で飾ってまうあたりが、このパク・チャヌクって監督さんの見事なところなんよなぁ。

感情を内に秘め、それをあるキッカケで解き放つ、そんな主人公を演じるミア嬢の繊細な演技も見事やったし、母親役のニコール・キッドマンの存在が霞んでまうほどの頑張りやったよ。

まぁ、この邦題はちょっとどうかと思いつつも、後半の見事なテンションに、思わず「やられてもうたぁ~」って唸ってまうほどの作品は、久々に出会ったインパクト十分なサスペンスやったね!?

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