« 『ザ・ワーズ 盗まれた人生』 | トップページ | 『オブリビオン』 »

2013年6月 7日 (金)

『くちづけ』

今日は、劇場で公開中の作品の中から、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、出演者のひとり宅間孝行が自身の劇団のために書いたものを、堤くんが映画化したってことなんやって。出演者もベテランから“話題の”若手女優さんまで、なかなかの顔ぶれがそろってるんよね。

主演の貫地谷くんと言えば、デビューしたての頃はアイドル女優的な立ち位置やったのが、いつのまにか演技派(?)になって、好みの問題はあるものの、成長したなぁって思うんやけど、最近、どうもスクリーンで見かけるたびに“横への成長”も進んでるようで、まぁ、こんな肥満ぎみのオヤジが言うのもなんやけど、そろそろ気をつけたほうが.......なんて思ったりして(笑)

そんな余計な感想も含めて、作品のデキやいかに..........?!

くちづけ   ★★★☆☆   (2013年)

監督:堤 幸彦

出演:竹中直人、貫地谷しほり、宅間孝行、田畑智子、橋本 愛、麻生祐未、平田 満、嶋田久作、岡本 麗、伊藤高史、谷川 功、屋良 学

知的障害者が集団で生活するホームに娘を預け、自分も一緒に住みこみで働くことにした漫画家の男は、娘が入居者に心を開くのを見て、嬉しく思うのだが.......ってな、ある父娘の関係を描いたドラマ?!

出産の際に妻が亡くなってから、男手ひとつで障害のある娘を必死に育ててきた男の苦悩と、そんな父親が大好きな娘、ふたりの関係を軸に、周囲のひとたちとのふれあいをユーモアを交えて描くってとこなんかな。

障害をもつ子どもを育てる親の苦悩や現状の問題をテーマにしながら、そこに笑いや生き生きした人間ドラマを加えてってのは分かるし、それなりに涙腺を刺激するものはあるんやけど、もともと劇団用に書かれたシナリオってことで、セリフの掛け合いの仕方や構成がどうしても舞台での芝居になってもうて、それを映画として観ると、違和感があるんよなぁ。

そやから、竹中くんや貫地谷くんが気合いを入れてセリフを言えば言うほど、雰囲気に居心地の悪さが出てもうて、空回りしてるように見えて........。

監督の堤くんも、原作者が出演してるってこともあってか、いつもより“悪ノリ”するのを控えてる感はあったんやけど、どうにもなぁ........(苦笑)

ちょっと切ない終わりで、考えさせられるものはあるし、悪い作品ではないんやろうけど、映画としては個人的に好みやなかったね?!

« 『ザ・ワーズ 盗まれた人生』 | トップページ | 『オブリビオン』 »

映画」カテゴリの記事