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2013年6月24日 (月)

『シージャック』

今日は、劇場未公開の作品の中から、デンマーク映画をひとつ、ご紹介♪

デンマークというと、あまりピンとこないかもしれんけど、この監督さん、実はトマス・ヴィンターベア監督と組んで『光のほうへ』や、今年の初めに紹介した『偽りなき者』といった作品の脚本を担当してたんよ。

そんなリンホルム監督は、これが長編2作目になるらしく、前作でもこの作品の主演とのタッグで本国では話題となり、この作品もデンマーク国内で高く評価され、他の国の映画祭でも賞を受賞したり、数多くノミネートされたりしたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は..........?!

シージャック / Kapringen   ★★★☆☆   (2012年)

監督:トビアス・リンホルム

出演:ヨハン・フィリップ・アスベック、ソーレン・マリン、ダール・サリム、ローランド・ムーラー

インドのムンバイに向かっていたデンマークの貨物船が、ソマリアの海賊に沖で占拠され、人質となった船員を助けるため、オーナーの船会社と犯人の間で交渉が始まる。一方で、囚われた船員たちは、銃を持った相手に抵抗できず、次第に追い詰められていく.......ってなサスペンス・ドラマ?!

差し迫った身の危険に怯えながら、必死に耐える船の上の船員と、人質の解放を目標としながらも、海賊の言いなりにならないように、身代金の交渉を進める会議室の中の社長たち、そんな対比をしながら、事件解決のための静かな戦いをリアルに描いてるんよね。

派手な銃撃戦や救出劇が繰り広げられるといったアクション要素はまったくなく、それぞれの状況を追いつつ、交渉の過程を描くってことで、どちらかというと地味な話なんかもしれんけど、適度に保たれた緊迫感ってのが、エエ感じで刺激になってるんよなぁ。

リアリティを追究した作り方は、確かに娯楽性という意味での面白味に欠けるんかもしれんけど、ドラマとしては、なかなか興味深い内容やったね?!

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