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2013年7月21日 (日)

『アンコール!!』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、ちょっとステキなイギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、なんといっても注目は主演のふたりのベテラン俳優さんなんよ。ヴァネッサ・レッドグレーヴと言えば、お父さんも有名で、若い頃から活躍してる女優さんで、歳を重ねてからは、実に味わい深い演技で作品に重みを出してくれる、貴重な役者さんなんよなぁ。

もうひとりのテレンス・スタンプといえば、どちらかというと悪役のおじさん的なイメージが強くて、ヴァネッサおばちゃんほど日本ではメジャーやないとは思うんやけど、それでもなかなかエエ役者さんなんよね。

そんなふたりが大活躍ってことで、期待して観に行った作品の感想は..........?!

アンコール!! / Song For Marion   ★★★★☆   (2012年)

監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムス

出演:テレンス・スタンプ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジェマ・アータートン、アン・リード、クリストファー・エクルストン、ジャメイン・ハンター、カリータ・レインフォード、バリー・マーティン

ガンが再発し、余命宣告された妻と、そんな彼女の病状に心を痛めながら看病する夫。妻は、体が辛くてもメンバーとなっている合唱団で歌うことを望み、夫は素直にそれを受け止められなかったのだが.........ってな夫婦、そして家族の愛を描いた、ちょっといい話?!

どんな時も明るく前向きな彼女と、頑固で気難しい彼、長年連れ添ってきたふたりの絶妙なバランスを、イギリスを代表するベテラン俳優のふたりが、時にコミカルに、そして感情を込めて、見事に演じてるんよね。

夫や息子のことを思う妻の優しさと、家族に対して不器用にしか気持ちを表現できない夫のジレンマ、そんな“家族の形”をイギリス映画らしいユーモアと温かさで包んだドラマは、気づいたら涙がこぼれるエエ仕上がりになってた。

ひとりで強がって生きて行くよりも、大切なひとと支え合って、共に人生を歩む、そんな夫婦、家族の絆の大切さを、歌に込めて素直に表現してるところに、心がハゲしく動かされるんやろね。

いやぁ、お見事♪♪

しかしなぁ........なにが悔しいって、この無意味な邦題、なんとかならんかね。そもそも、まったく“アンコール”やないし、原題の“妻に捧げる歌”って意味を消してまで、こんな意味不明なタイトルを付けるセンスが理解できんよなぁ。ホンマに作品に申し訳なくて..........(苦笑)

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