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2013年7月 8日 (月)

『360』

今日は、劇場未公開の作品の中から、群像ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品を監督してるメイレレスくんはブラジル出身のひとなんやけど、2002年に発表した『シティ・オブ・ゴッド』って作品で世界をアッと言わせ、その後も『ナイロビの蜂』なんかで評価されてるひとなんよね。

この作品の元ネタってのは、どうやら過去にも映画化されたことのある有名な戯曲らしいんやけど、そこそこ名の知れた監督さんが作ってて、アンソニー・ホプキンスやジュード・ロウ、レイチェル・ワイズなんかが出演してるにもかかわらず、なぜか劇場では公開されんかったってのが不思議やよなぁって思ったりして。

というわけで、そんな作品の感想は...........?!

360 / 360   ★★★☆☆   (2011年)

監督:フェルナンド・メイレレス

出演:ルチア・シポシーヴァ、ガブリエラ・マルチンコワ、ジュード・ロウ、ヨハネス・クリシュ、モーリッツ・ブライブトロイ、レイチェル・ワイズ、ディナーラ・ドルカーロワ、アンソニー・ホプキンス、マリア・フロール、ベン・フォスター、マーク・イヴァニール、ヨハネス・クリシュ、マリアンヌ・ジャン=バプティスト、ヴラディミール・ヴドヴィチェンコフ

娼婦になって金を稼ごうとスロヴァキアからウィーンに来た女と、その付添いの妹、出張で来ていて、彼女を買おうとしたイギリス人の男、その妻も夫に内緒でブラジル人の若手カメラマンと不倫し、それを知った彼の恋人は、単身でブラジルに帰ることになり、そんな彼女と同じ飛行機に乗り合わせた老人は、行方知れずの娘を探していて........ってな感じで、ウィーン、パリ、ロンドン等、様々な街で繰り広げられる人生の分かれ目を描くってとこなんかな?!

夫婦、恋人、片想い、父娘、元犯罪者、それぞれが悩み、苦しみ、生きている、そんないろんな人生が交差し、互いに影響を与えながら、さりげないドラマが繰り広げられるってね。

とりあえずアンソニーおじさんが味わい深い演技をしてるのがナイスで、そこにいろんな国の中堅、若手の役者が絡みながら、様々な人間模様が描かれてるんよなぁ。

人は、人生のなかでいろんな決断をしながら生きてる、そんな瞬間を切り取りながら、悲喜こもごもを映すドラマは、確かに地味で、ちょっと散漫ではあるんやけど、個人的には悪くないなぁって思うんやけどね?!

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