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2013年7月24日 (水)

『愛について、ある土曜日の面会室』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、これが長編第1作目の30代前半(この作品を作ったときは、まだ20代後半)の若い女性監督なんよね。フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では、新人監督に与えられる賞にノミネートされ、大いに注目されてるらしい。

作品を観た感想としては、細やかな人物描写とその感情表現から、同じ女性監督として世界的に評価されてるスザンネ・ビアに近いテイストを感じたね。新たに現れたフランスの新星、これはちょっと要チェックかも。

というわけで、そんな作品の感想は...........?!

愛について、ある土曜日の面会室 / Qu'un Seul Tienne Et Les Autres Suivront   ★★★★   (2009年)

監督:レア・フェネール

出演:ファリダ・ラウアジ、レダ・カテブ、デルフィーヌ・シュイヨー、マルク・バルベ、ヴァンサン・ロティエ、ジュリアン・リュカ、ポーリン・エチエンヌ

仕事もうまく行かず、金に困っている時に、たまたま知り合った男から身代わりを頼まれた男、恋人が暴行で刑務所に入り、知り合いの立ち会いのもと面会にくる少女、そして大切な息子を殺され、その加害者の姉に近づくアルジェリア人の母、とある土曜日の刑務所の面会室にやって来た3組の人たちの、それぞれの事情を描いたフレンチな群像ドラマ?!

いやぁ~、やられてもうたよ。出だしはバラバラの話が展開するために、相関関係がつかめずに分かりにくいんやけど、それぞれのドラマが進むうちに、その複雑な人間ドラマがクリアになり、気づいたら夢中にさせられてまうんよ。

それぞれが人生に答えを探し求め、そして決断をする、そんな人間ドラマは、どこかやるせない気持ちを与えながら、ストレートに胸にグッとくるんよね。

一見すると、どこか淡々とした退屈な話に思えるかもしれんけど、この味わい、ズッポリとはまると、なかなか秀逸なんよなぁ!?

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