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2013年8月 7日 (水)

『東ベルリンから来た女』

今日は、ドイツ映画をひとつ、ご紹介♪

監督のクリスティアン・ペツォールトくんは、この作品でベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞したらしいんやけど、調べてみたら、過去の作品でも、数々のドイツ国内の映画賞で受賞したりノミネートされてるみたいで、どうやらドイツ国内では、かなり実力を認められてる監督さんらしい。

そんな作品で主役を演じるニーナ・ホスって女優さんは、監督さんの過去の作品での演技が評価され、ベルリン国際映画祭の銀熊賞(女優賞)を受賞したことがあるんやって。

というわけで、そんな作品の感想は...........?!

東ベルリンから来た女 / Barbara   ★★★☆☆   (2012年)

監督:クリスティアン・ぺツォールト

出演:ニーナ・ホス、ロナルト・ツェアフェルト、ライナー・ボック、マルク・ヴァシュケ、ヤスナ・フィリッツィ・バウアー

東ベルリンの大病院からワケあって地方のクリニックにやって来た女医は、秘密警察に監視され、同僚の医師も信用できず、孤立していたのだが........ってなベルリンの壁崩壊前の東ドイツの様子を描いたドラマ?!

優秀な医師でありながら、地方に追いやられ、行動は常に監視される、そんな不本意な日々のなかで、恋人の待つ西側への脱出の準備をしながらも、運び込まれる患者を診ながら、次第に同僚の医師に心を開く......ってな感じで、社会主義国家のなかで悩みを抱えながら生きる人たちの様子を丁寧に描いてるんよなぁ。

あまり設定についての十分な説明がないまま話が進むので、ちょっと意味深なワケアリ感がプンプンして、サスペンスのような雰囲気もあったりするんやけど、実際の内容はというと、とっても人間臭いドラマやったね。

まぁ、話のオチとしては、ちょっと先が読めてまうもんやから、結末に驚きはないんやけど、それでも、あまり表情に感情を表さない、ひとりの女性の心の揺れを丁寧に描写して作られたドラマは、派手さはないものの、なかなかの仕上がりやったかな?!

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