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2013年8月14日 (水)

『シャドー・ダンサー』

今日は、イギリス(アイルランド)映画をひとつ、ご紹介♪

この製作国の組み合わせでいくと、当然のことながらテーマはアイルランド共和軍(通称 IRA)ってことになるやんね。でもって、そんな作品を作ったイギリス人の監督さんは、実は『マン・オン・ワイヤー』っていう、ニューヨークの高層ビルの間を綱渡りしたフランス人の大道芸人を描いたドキュメンタリー作品でアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した経歴をもつんよ。

更に、この作品で主役を務めるアンドレア・ライズブローっていう女優さんは、ちょっと前に紹介したマドンナの監督第2作『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』で主役を演じたり、トム・クルーズと共演したSFもの『オブリビオン』でも重要な役どころを演じてて、今、注目されてるイギリス人女優さんらしい。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

シャドー・ダンサー / Shadow Dancer   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ジェームズ・マーシュ

出演:アンドレア・ライズブロー、クライヴ・オーウェン、ブリッド・ブレナン、ジリアン・アンダーソン、ドーナル・グリーソン、デヴィッド・ウィルモット、スチュアート・グレアム

幼い頃に弟が銃で撃たれて殺された過去を持つ女は、大人になり、兄弟とともにIRAの工作員として活動していた。ロンドン地下鉄の爆破未遂事件で諜報機関に捕らわれた彼女は、内通者として兄たちグループの行動を報告するように迫られ.......ってなサスペンス調のドラマ?!

組織への裏切り、断ることができない状況に追い込まれ下した決断、ギリギリの選択の中で苦悩する女の生き様を描いてるんやろね。

テロリストを捕まえようと必死の諜報部と、内部で締め付けを強める組織、そんな間で悩む主人公をアンドレアくんが静かに、熱く演じてたかな?!

ドラマとして、なかなかスリリングな攻防の応酬があったりで、比較的抑えた演出ながら、良心的な仕上がりやった。ただ、話の内容として、なかば必然的に悲しい結末に向かうわけで、ちょっと後味が悪いかも(苦笑)

しかし、こういうのを観てると、イギリスとアイルランドの悲劇の歴史ってのは、そう簡単には終わらんよなぁって思ってもうたよ。でも、憎しみからは平和は生まれんのやけどね?!

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