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2013年9月 5日 (木)

『プレイ-獲物-』

今日は、フランスのサスペンス&アクションものをひとつ、ご紹介♪

いやぁ、なんかね、オリヴィエ・マルシャルを知って以来、『ラスト3デイズ ~すべて彼女のために~』『この愛のために撃て』のフレッド・カヴァイエや『預言者』のジャック・オーディアールなんかも含めて、フレンチなサスペンス系の作品がかなりお気に入りなんよ。

どれも役者がすばらしいのと、話の展開が見事で、しかも絶妙にドラマを組み込んできて、観てるといつのまにか夢中にさせられてるんよなぁ。

でもって、この作品のエリック・ヴァレットくんはというと、前作の『国家の密謀』でも、なかなかスケール感のある良質なサスペンスで楽しませてくれた監督さんで、過去に『着信アリ』をハリウッドでリメイクして失敗した(?)っていう苦い経験もあるらしいんやけど、今後が期待できるひとなんと違うかなぁって思うんよ。

ということで、そんな作品の感想は.......................?!

プレイ-獲物- / La Proie   ★★★★   (2011年)

監督:エリック・ヴァレット

出演:アルベール・デュポンテル、アリス・タグリオーニ、ステファーヌ・デバク、ナターシャ・レニエ、セルジ・ロペス、セルジュ・アザナヴィシウス、カテリーナ・ムリーノ

強盗で盗んだ金を隠したまま服役中の男は、同じ刑務所にいる共犯者から金の在りかを言うよう脅迫され、塀の外にいる妻と娘の身の危険を感じた彼は、同房にいて冤罪で出所する男を信用し、妻へのメッセージを託したのだが.......ってなクライム・サスペンス?!

愛する妻と娘を守るために立ち上がるオヤジ、そんな彼を追う女刑事、そして危険な男........実にスリリングでかつ緊迫感があって、秀逸なデキなんよ、これ。

犯罪者でありながら、家族思いで筋を通す、そんな静かに熱いオヤジを演じるデュポンテルくん、渋いよなぁ。そこに敏腕女刑事のタグリオーニくんが華を添え、怒涛の展開でグイグイと引っ張ってくれて、もう堪らんって(笑)

確かに目新しさという点では、それほどでもないんやけど、この“乗せ上手”な演出は、同じ系統の下手なハリウッド作品を観るよりも、遥かに楽しめると思うんやけどね?!

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