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2013年9月25日 (水)

『メッセンジャー』

今日は、ちょっと異色の戦争映画をひとつ、ご紹介♪

監督さんは、もともと脚本家として活躍してて、この作品がデビュー作になる新人さんらしいんやけど、公開された年度のアカデミー賞では、助演男優賞と脚本賞にノミネートされ、ベルリン映画祭では、銀熊賞(脚本賞)を見事に獲得したんやって。

ちょっと平和ボケしたこの国にいると、戦争はあまり身近なものとして感じられないんやけど、実際に中東などに兵を派遣してるアメリカでは、この手の話ってのは、切実な問題としてリアリティをもたらすんやろなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

メッセンジャー / The Messenger   ★★★☆☆   (2009年)

監督:オーレン・ムーヴァーマン

出演:ベン・フォスター、ウディ・ハレルソン、サマンサ・モートン、スティーヴ・ブシェミ、ジェナ・マローン、イーモン・ウォーカー、リサ・ジョイス、ヤヤ・ダコスタ

負傷のため戦地から帰還した兵士は、除隊になるまでの3か月間、戦死した者の家族に訃報を知らせるという任務に就くよう言われ、戸惑うのだが...........ってな、ちょっと変わった視点で戦争を描くドラマ?!

突然の知らせに悲しみを露わにする遺族たち、その姿を目の当たりにして苦悩するが、ある日、夫を失ったひとりの女性と出会い、気丈に振る舞う彼女のことが気になり......ってな感じで、戦争で心に深い傷を負った人たちの様子を丁寧に描いてるんかな。

戦争をテーマにしていながら、ハゲしい銃撃戦もミサイルも出てこず、間接的に戦争のもたらす悲しみの連鎖を映すあたり、なかなかの切り口やったね。

主演のベン・フォスターも抑えた演技で悪くないんやけど、その上官役を演じるウディくんが、なかなかエエ味を出してるんよ。

もともとアクションものやコメディ系でいい演技をする役者やったんやけど、最近、こういったシリアス系でも魅せる演技をしてくれるんよなぁ。

というわけで、作品としては、テーマがテーマだけに、どちらかというと地味な内容になってるんやけど、なかなか悪くない作品やったね!?

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