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2013年9月 2日 (月)

『ザ・インベーダー』

今日は、劇場未公開の作品の中から、ベルギー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品を作ったニコラス・プロヴォストってひとは、これまで主にショート・フィルムを撮ってたらしく、これが監督として長編第1作目ってことになるみたいなんよ。

過去のショート・フィルムでは、サンダンス映画祭で賞を受賞したり、ベルリン国際映画祭では最優秀ショート・フィルム作品賞にノミネートされたりしたみたいで、世界的にも注目を集めてる若手監督ってことらしい。

というわけで、そんな作品の感想は............?!

ザ・インベーダー / L'envahisseur   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ニコラス・プロヴォスト

出演:イサカ・サワドゴ、ステファニア・ロッカ、ティボ・ヴァンデンボーレ、セルジュ・リアブキン、デュードネ・カンボンゴ

アフリカから密入国してきた男は、手引きした組織に、一緒に海を渡った病気の親友を殺され、他の移民と一緒に暮らしていた隠れ家を飛び出してホームレスに。そんな彼は、ひとりの白人女性にひと目惚れし、彼女の後を付けるのだが.........ってな、不法移民の男の葛藤を描いたドラマ?!

社会の底辺で利用され、使い捨てられ、それでも見知らぬ土地で生きながら人生に希望を探す、そんな男が夢見た理想の世界と現実ってやつなんかなぁ。

新たな場所で自分の居場所を見つけようとするんやけど、どんなに頑張ってもアウトサイダーでしかない、そんな虚しさとやり場のない怒りが静かに表現されたドラマやった。

主演のイサカくんがなかなか印象的な演技をみせてくれてて、その存在感がナイスやった。他の出演作でも好演してるみたい(残念ながら日本では未公開)で、アフリカ系の役者として、ちょっと注目かも。

オープニングを始め、いくつかの印象的でちょっと刺激的なシーンを挟みながら、もがき続ける男のミジメな姿を追いかけた作品は、なにか明確な答えがあるものではないんやけど、なんとなく切ない余韻が残る、そんな感じやったね?!

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