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2013年9月14日 (土)

『サイド・エフェクト』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

ここ最近、ずっと“引退”をほのめかしてたスティーヴン・ソダーバーグ監督の“最後の作品”がこれになるって宣伝のウリ文句になってるみたいなんやけど、実はもう1本、11月にマイケル・ダグラス&マット・デイモン共演で伝記モノがあるんよね。

まぁ、いずれにしろ監督としては終わりってことみたいで、ここ最近は味のある作品を作ってただけに、ちょっと個人的には残念な気がするかな。

『セックスと嘘とビデオテープ』の衝撃から『トラフィック』へ、そんでもって、途中、ちょっと迷走しつつも、ここ最近の作品の質を考えると、まだまだ続けて欲しいって思ったりもするんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

サイド・エフェクト / Side Effects   ★★★☆☆   (2013年)

監督:スティーヴン・ソダーバーグ

出演:ジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、チャニング・テイタム、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ヴィネッサ・ショウ、アン・ダウド、メイミー・ガマー、ケイティ・ロウズ、カルメン・ペラエス、マリン・アイランド

駐車場の壁に車で突っ込み、自殺を図った女性を診察し、治療を行うことになった精神科医は、彼女の鬱症状を改善しようと、いろいろな薬を試す。彼女がかつて診察を受けていた別の精神科医に薦められた薬を処方するが、ある日、その薬の副作用とみられる症状により、彼女は夫を刺し殺すことに.......ってな医療サスペンス?!

加害者でありながら、薬による被害者とみなされる患者と、そんな彼女に薬を処方した責任を問われ、追い詰められる担当医、だが、そこには隠された真相が........ってなことで、なかなか良質なサスペンス・ドラマが展開するんよね。

全体的にいえば、それほど驚くような結末があるわけでもなく、ある程度、想定内のドラマっていう印象もあるんやけど、このムダのない作りと、小気味いい語り口ってのは、まさにソダーバーグの巧さが出てるなぁって思うんよ。

そんでもって、ジュード・ロウ&ルーニー・マーラの主演ふたりが、いい具合に演技で絡み合ってて、作品のオモシロさを引き出してる感じやったね。

さりげなく薬漬けの現代社会を揶揄しつつ、それを犯罪ドラマと心理ドラマでバランスよくまとめた作品は、なかなか楽しめる内容に仕上がってたかな!?

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