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2013年9月22日 (日)

『共喰い』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は芥川賞を受賞した小説なんやってね。そういえば、授賞式の際に、毒舌を吐いて、ちょっと話題を振りまいてたひとやったっけ。石原慎太郎に喧嘩を売るってあたりは、個人的には好きやけど.........(笑)

そんな作品は、ロカルノ国際映画祭で賞を受賞したらしいんよ。まぁ、監督が青山くんって時点で、彼の過去作品を振り返ったときに、多少、不安な気持ちがよぎったりもして。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

共喰い   ★★★☆☆   (2013年)

監督:青山真治

出演:菅田将暉、田中裕子、光石 研、木下美咲、篠原友希子、岸部一徳

女性に対して暴力を振るう父親を嫌悪しつつ、自分のなかにも父親と同じ血が流れている不安に苛まれる高校生の息子は、ある日、幼なじみの恋人を抱こうとして、思わず彼女の首を絞めてしまう........ってな、父と息子、そしてその周りの女性たちを描いたドラマ?!

最低の父親と、そんな父と自分を捨てて、近所でひとり暮らす母親、そして父親の恋人に幼なじみの彼女、愛憎が渦巻く人間関係のドラマは、独特の雰囲気のなかで、思わぬ方向に......ってな感じかな。

この作品、なんといってもクソ親父役の光石くんと母親役の田中くんをキャスティングした時点で、OKやったのかもね。このふたりの演技と存在感は、秀逸やった。

それに加えて、脱ぎっぷりがいい若手女優ふたりが頑張って、ドラマとして悪くないデキになってたかな。世間的には、“仮面ライダー路線”で注目の主役の若者に注目が集まってるみたいやけど、脇で頑張る若手女優の方が、気になったかも。

ちょっとドライに男と女の関係を描きつつ、気づいたら女の強さが際立つあたり、男の目線で見ると、少し滑稽で、それでいて妙に納得してみたりもするんよね(苦笑)

青山くんの作品は、どうも当たりハズレが大きいんやけど、これはそれなりに良くデキた部類やったと思うんやけど.............?!

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