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2013年10月25日 (金)

『飛べ!ダコタ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この映画、実話を基にしてるらしいんやけど、実際に佐渡に不時着したイギリス兵の息子さんが、父親が体験した話を聞き、そしてもう一度佐渡に行きたいと言って亡くなった思いをもって、来日したってのをキッカケに、こうして作品になったんやって。

なんか予告編を観たときは、ベタな感じのご当地映画かなぁって思ったりもしたんやけど、ベースになってる話がエエのか、ちょっと地味目(?)な出演陣の頑張りもあってか、なかなかのお値打ちものに仕上がってたね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

飛べ!ダコタ   ★★★★   (2013年)

監督:油谷誠至

出演:比嘉愛未、窪田正孝、柄本 明、ベンガル、芳本美代子、洞口依子、螢 雪次朗、マーク・チネリー、ディーン・ニューコム、中村久美、綾田俊樹

終戦から半年ほど経った頃の佐渡島の漁村に、イギリス兵の乗った飛行機がエンジントラブルで不時着する。かつての敵国の飛来に戸惑う村民だったが、困ったひとを助けるべきだとして、イギリス兵を温かく迎えることに.........ってな、実際にあった話を基にしたドラマ?!

混乱した時代に起こった“事件”、言葉も思うように通じない異国の人の登場に、人々は困惑するが、誠意をもって付きあううちに、言葉の壁を越えて、気持ちと気持ちが通じ合う、そんな様を描いてるんよね。

でもって、このドラマが秀逸なところは、単に国際交流で仲良くなってバンザイってな話にせず、戦後間もないという時代背景を踏まえ、田舎の人々の複雑な心境を反映し、戦争の無益さ、もたらされる悲しみの大きさを丁寧に盛り込んでるところかな。

主演の比嘉くんが、なんか爽やかで、魅力的な演技を見せてくれてるし、それを脇で渋いベテランが落ち着かせてて、キャスティングのバランスも良かったね。

まぁ、ベタな話と言われれば、その通りではあるんやけど、小さな村で起こった“奇跡”のドラマは、素直に感動できる、そんな一品やった!?

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