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2013年10月 5日 (土)

『ウォーム・ボディーズ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、ちょっと異色のラブ・ストーリーをひとつ、ご紹介♪

この作品、ゾンビ映画でありながらホラー映画にあらず、ってことで、なんとも変わったドラマなんよ。でもって、そんな作品は、アメリカでの公開当時、一週目に19億円の興収をたたき出して、堂々と全米第1位を獲得したらしい。

まぁ、確かに他に対抗馬がおらんかったってことなんやろうけど、それでもアカデミー賞を受賞した『世界にひとつのプレイブック』『ゼロ・ダーク・サーティ』を抑えてのぶっちぎりやから、大したもんなんやろね。

というわけで、そんなちょっと“キワもの”的な作品の感想は....................?!

ウォーム・ボディーズ / Warm Bodies   ★★★☆☆   (2013年)

監督:ジョナサン・レヴィン

出演:ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ジョン・マルコヴィッチ、ロブ・コードリー、デイヴ・フランコ、アナリー・ティプトン、コリー・ハードリクト

ウィルスの蔓延によりゾンビだらけになった世界で、かすかに“人間らしさ”の残ったゾンビの青年は、仲間と一緒に街に人間狩りに出かける。そこに、物資を確保するために巨大な壁に囲まれた居住区から出てきた若者たちの一行と出くわし、ゾンビの青年はひとりの人間の女の子にひと目惚れするのだが.........ってな............“ロマンチック”ゾンビ映画?!

恐怖に慄く彼女を他のゾンビに食われないよう守り、大切に扱う青年に、彼女の方も次第に心を開き.......ってことで、ゾンビ映画でまさかの“爽やかな恋愛ドラマ”が成立するっていう、奇跡のような(?)映画やった(笑)

いやね、そもそも出だしで退屈な日常をボヤくゾンビの心の中の“ひとり語り”で始まった時点で、かなり“やられてもうた”って思ったんよ。そこから、ゾンビ映画にあるまじき“ユルさ”で若い男女の、ちょっと奇妙な恋が展開するのを見てて、なんか知らんけど、微笑ましい気分にさせられてもうたんよね。

まぁ、“くだらん”と切り捨ててもうてもエエんやけど、こんなアホな設定でストレートに“愛こそすべて”って言われたら、ゾンビなみに愛に飢えたオヤジにしたら、ちょっと許せてまうわけやんか(笑)

ということで、そもそもゾンビ映画自体がB級なところで、さらに異端な路線を胸張って(?)突き進む作品は、なかなか悪くない恋愛ドラマやったと思うんやけどね?!

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