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2013年10月12日 (土)

『勝手にしやがれ』

今日は、フランス映画の名作をひとつ、ご紹介♪

実はね、長年ずっと映画を観てるんやけど、ジャン=リュック・ゴダールもフランソワ・トリュフォーも名前は知ってるんやけど、作品の方はほとんど観たことがなかったんよ。

いやね、よく“映画通”と言われるひとたちが、ゴダールがどうのとか、トリュフォーのナニがどうしたって話を聞くと、なんか面倒くさくなってもうて、なんか“ヌーヴェルヴァーグ”って言葉を聞いただけで、妙な“敷居の高さ”を感じてもうて、頑なにスルーしてきたってわけ(苦笑)

ちなみに、この“ヌーヴェルヴァーグ”って言葉は“新しい波”って意味らしく、この50年代末から60年代にかけて、下積みを経ることなく、新たな技法で作品を作り出した若手監督さんを言うらしい。

この作品でも、台本らしきものはなく、現場でゴダールがセリフを書いて、役者に渡してたらしく、そんな行き当たりばったりな撮影に、当初は公開は無理ちゃうかって言われてたらしく、監督さん本人もそう思った時期があったんやって。

というわけで、そんな名作の感想は....................?!

勝手にしやがれ / A Bout De Souffle   ★★★★☆   (1959年)

監督:ジャン=リュック・ゴダール

出演:ジャン=ポール・ベルモント、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェ、アンリ=ジャック・ユエ、ジャン=ピエール・メルヴィル、ジャン=リュック・ゴダール

自動車泥棒に強盗、警官殺し、札付きのワルの男は、金を手に入れるため、パリにやって来る。そこで、お気に入りのアメリカ人の娘と再会し、何とか彼女を口説こうとするのだが........ってな、パリの街を舞台にしたドラマ?!

う~ん、なんなんやろ、このベルモントくんのキザな格好よさと、ジーン嬢のお洒落キュートな感じは!(笑)

犯罪者の逃亡を描いてるはずが、若い男女の恋の駆け引きが話のメインにあって、それが軽妙に画面に広がってるんよ。

雰囲気のある音楽をバックにしながら、男と女の言葉の掛け合いがリズムよく繰り広げられて、作りとしては軽いんやけど、どこか耳に残るセリフが印象的やったね。

確かに、ツナギが荒かったり、低予算で作られた感が強いんやけど、それでも実験的でありながら芸術的であり、かつ高質の娯楽作品に仕上がってるところが、まさに映画史に残る傑作って言われる所以なのかもしれんね?!

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