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2013年10月 2日 (水)

『晴れ、ときどきリリー』

今日は、劇場で未公開のフランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるファビアンヌ・ベルトーくんは、もともと女優として活躍してたらしく、長編2作目となる今回は、原作から脚本、そして監督と、かなり頑張ってる感じやね。その甲斐あって、カンヌ映画祭で“国際アートシアター連盟賞”なる賞を受賞したんやって。

これ、注目はやっぱり主演のふたりなんやろなぁ。ハリウッドの大作からヨーロッパの小粒な作品まで、様々な役を演じてるダイアン・クルーガーと、フランソワ・オゾン監督に見いだされて、今やフランスを代表する若手女優になりつつあるリュディヴィーヌ・サニエの共演は、なかなか豪華やと思うんよね。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

晴れ、ときどきリリー / Pieds Nus Sur Les Limaces   ★★★☆☆   (2010年)

監督:ファビアンヌ・ベルト―

出演:ダイアン・クルーガー、リュディヴィーヌ・サニエ、ブリジット・カティヨン、ドゥニ・メノーシュ、ジャック・スピエセル、アンヌ・ブノワ、マティアス・メルー、ジャン=ピエール・マルタンス、レダ・カテブ

母親が病気で急死ししてしまい、田舎にある家でひとり暮らすことになった妹の面倒を見るため、姉は終末になるとパリから実家に戻り、妹と過ごすのだが..........ってな、姉妹の絆を描くドラマ?!

他とは違う感性を持つ妹は、周囲と問題ばかり起こし、そのたびに振り回される姉は、最初は協力的だった夫との間にも次第に気持ちのズレが.........ってなことで、姉と妹の関係を軸にして、人生において大切なものを再発見する、そんなプロセスを描くってことなんかな。

この作品のポイントは、感情的で破天荒な妹を演じるサニエくんと、しっかり者で堅物の姉を演じるクルーガーくんの存在やろね。姉と妹の間の微妙な距離感の変化ってのを、繊細に表現するふたりの演技は、なかなかのものやった。

“幸せ”ってのは金や地位で計るものやなくて、心と心のつながり、絆なんやって思わせてくれるドラマは、最後に清々しい気持ちにさせてくれて、なかなか悪くないデキやったと思うんやけどね?!

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