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2013年10月31日 (木)

『命をつなぐバイオリン』

今日は、ドイツ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、メジャーな映画賞での受賞歴はないんやけど、小さな映画祭なんかでいろいろと評価されたらしく、日本でもぴあの初日満足度ランキングなるもので、上位にランクされてたんやって。

この作品、ドイツ人の監督さんが、ナチスによるユダヤ人迫害を描いてるんやけど、この手の自国の過去を描いた作品が数多く、しかも質の高いものが次々と出てくるドイツの映画界ってのは、大したもんやなぁって思うんよ。

同じように戦争を経験したこの国では、同じ時代を描いても、どちらかというと違う方向を向いた作品が多いのは、国民性の違いなんかなぁ......................??

というわけで、そんな作品の感想は.................?!

命をつなぐバイオリン / Wunderkinder   ★★★★   (2011年)

監督:マルクス・O・ローゼンミュラー

出演:エリン・コレフ、マティルダ・アダミック、イーモゲン・ブレル、カイ・ヴィージンガー、カテリーナ・フレミング、グドルン・ランドグレーベ、ジョン・フリードマン、ロルフ・カニース、ギデオン・ブルクハルト、ナタリア・アヴァロン

年老いた女性バイオリニストを訪れた老人が手渡した1枚の楽譜、それは子どもの頃の切ない友情の証しだった.......ってな、第二次大戦下のウクライナを舞台にした悲しみのドラマ?!

“神童”と呼ばれ、アメリカへの公演旅行も決まっていたバイオリニストの少年とピアニストの少女、そんな彼らに憧れ、友達になったドイツ人の少女。一緒に練習し、遊んでいた3人だったが、ドイツ軍によるロシア侵攻により、取り巻く状況は変わり.......ってなことで、子どもを主人公にしながら、戦争の悲劇を描いてるんよね。

音楽が好きで、友情を深める子どもたち、しかし、大人が始めた戦争により、その純粋な友情も容赦なく傷つけられる、なんともやり切れんよなぁ。「なんでこんなことに.....」そんなセリフが胸に突き刺さるんよね。

人種や宗教で憎しみ合い、傷つけあう、そんなことの虚しさを訴えるドラマは、切ない音楽の調べにのって、心に響くんよなぁ............?!

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