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2013年11月 4日 (月)

『最高のふたり』 (『サマー~あの夏の記憶~』)

今日は、劇場未公開の作品のなかから、イギリスのドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場では公開されてないんやけど、実はすでにWOWOWでやってたんやって。まぁ、地上波しか見れない環境にいると、当然、そんなことは露知らずなんやけどね(苦笑)

でもって、作品の感想を書く前に、どうしても一言物申したいことが.......。これ、どうやらWOWOWでやってたときのタイトルは、『サマー~あの夏の記憶~』やったらしいんやけど、今回、DVDでレンタル開始されるに当たって、どういうわけか『最高のふたり』って邦題に変わったみたいなんよ。

そう、これ、どう考えても大ヒットした、あのフランス映画に“便乗しまっせ”商法やんね。なるほど、作品の冒頭で車いすのオヤジとそれを介護するオヤジが出てきて........それでタイトルも“ドヤ”ってことなんか.........(苦笑)

本家の方は確かに“ふたり”を主眼にストーリーが展開するんやけど、こちらの方は“ひとり”目線で、しかもメインは友情やないからね。

ちょっと前に、バスは話にほとんど関係してないにもかかわらず、“電車男”が流行ってたばっかりに『バス男』なんて適当な邦題をつけ、10年近く経って謝罪して原題の『ナポレオン・ダイナマイト』になったってニュースがあったけで、まさにそれと同じ“とんでも邦題”やよなぁ(苦笑)

売りたくて必死なのは分かるけど、そのために内容も確認せずに安易に適当な邦題を付けるのは、作品への敬意を失するもので、映画を愛する気持ちが微塵も感じられへんて。

あまりの憤りで、愚痴が延々と続きそうなんで、とりあえずここいらで感想を........?!

最高のふたり (サマー~あの夏の記憶~) / Summer   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ケニー・グレナーン

出演:ロバート・カーライル、スティーヴ・エヴェッツ、レイチェル・ブレイク、ジュリア・フォード、ケイト・ディッキー、マイケル・ソーチャ

幼い頃からいつも一緒で、悪ふざけをしながら育ったふたり、中年になり、ひとりが体調を壊し、余命2ヶ月を宣告される。そんな彼を看病する男は、今でも忘れられない、元恋人だった女性のことを想うのだが...............ってなちょっぴりセンチメンタルなお話?!

学習障害のために学校生活になじめず、少し荒れてた子供時代、問題ばかり起こしてた頃のことを苦々しく思い出しながらも、挫けそうなときに、いつも心の支えになってくれた彼女、そんな関係をノスタルジックに描くってとこなんかな?!

さすがロバートくんだけあって、抑えた演技をしながらも、主人公の心のなかの葛藤をうまく表現してたね。暗い過去を背負いながら、はいつくばって生きてる、そんな“ヤサグレ具合”がなかなかやった。

思い通りにいかない人生のなかで、輝いてた“あの夏”を想う、そんな甘く切ないドラマは、地味で少し辛気臭いんやけど、同じようにオヤジ世代に突入した目で観ると、なんや分からんでもないなぁって思ってもうたよ(苦笑)

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